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 新開発となる総量130kg以上の遮音材や、特殊な発砲体の層を内蔵した『サイレント・シール』タイヤなどの採用で、徹底した静粛性も追求。その実現に向け、伝統の6.75リッターのV12もまったくブランニューとなり、ツインターボの過給により1700回転から900Nmのトルクを発生。ピークパワー563PSと合わせて、あらゆる速度域で絹のようになめらかな動力性能を供給することが可能となっている。

 インテリアでは『The Embrace(エンブレース:抱擁)』、『The Suite(スイート)』、『The Gallery(ギャラリー)』など、各部にテーマ性を持った開発スタイルを採用。

Jクラスのヨットを参考に仕立てられたリアシート。頭上にはロールス・ロイスで最大のスターライト・ヘッドライナーを備える

 オーナーが車内に乗り込み、助手や駐車係がドア・ハンドルのセンサーに軽く触れると、その存在感に相応しい態度で囁くようにドアが閉まり、まさに「抱擁する」ように乗員を包み込むエントリースタイルから、「100年ぶりに自動車のダッシュボードをデザインし直した」と謳われる、アート作品のようなインテリアなど、新世代のロールス・ロイスを体現するあらゆる技術が惜しみなく注がれている。

ダッシュ上部のスペースは自由にパーソナライズ可能なガラス張りの「ギャラリー」と呼ばれるスペースに

 そのほか、現代の自動車として必須のアラースネス・アシスタント、パノラミック・ビューおよびヘリコプター・ビューを含む全方位視野システムを可能にする4カメラ・システム、ナイト・ビジョンおよびビジョン・アシスト、アクティブ・クルーズ・コントロール、衝突警告、歩行者警告、交差交通警告、車線逸脱および車線変更警告などのアシスタント・システムを用意。

 さらに業界をリードする7×3インチ高解像度ヘッドアップ・ディスプレイ、WiFiホットスポットのほか、最新ナビゲーション・システムやエンターテイメント・システムなども搭載した。

伝統の「パワー・リザーブ」も、全面ガラスのLEDバックライトを備えた12.3インチTFTカラーディスプレイに進化

 気になる日本市場での発表は2017年末を予定。その際に、発売価格も明らかにされる予定となっている。

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