Maserati Japan Press Release

マセラティ初のSUV『マセラティ レヴァンテ』
マセラティ初のSUV『マセラティ レヴァンテ』

エクステリア
 全長5m、ホイールベース3mの『レヴァンテ』は、クラス最高レベルの広い車内スペースを備え、クーペラインとの組み合わせにより、ラグジュアリーSUVセグメントで最もスポーティかつエレガントなデザインを創り出しました。マセラティのDNAを継承し、とりわけ迫力あるグリルは、マセラティのコンセプトモデル『アルフィエーリ』にインスピレーションを得ています。同時にこの特徴的な凹型グリルは、『ティーポ60バードケージ』をはじめとする歴史的なマセラティモデルへの敬意を表したものです。

 マセラティであることを主張する美しいシルエットは、ネコ科の動物を思わせるヘッドライトからフロントフェンダーのサイド・ベントを通ってマセラティ特有のリア・ピラーまで伸びており、マセラティ全モデルの特徴であるフレームレス・ドアによってその印象を一層引き立てています。特徴的なサエッタロゴがあしらわれたリア・ピラー、サイド・ベントに端を発するスエージ・ライン、トライデントのデザインがすっきり組み込まれたアロイ・ホイールなど、サイドビューのデザインにもマセラティらしさが息づいています。

 さらにマセラティの長期にわたる風洞実験や様々なシミュレーションにより、『レヴァンテ』はエアフローの最適化に取り組み、空気抵抗係数(Cx)0.31というクラス最高のエアロダイナミクス効率を達成しています。

エンジン
『レヴァンテ』に搭載される2種類のガソリン・エンジンは、マセラティのパワートレイン部門とフェラーリのパワートレイン開発チームが協力して開発し、フェラーリのマラネッロ工場でマセラティ専用に製造されます。3.0リッターV 型 6 気筒ツイン・ターボ・ガソリン・エンジンは、最高出力350ps(『レヴァンテ』)と430ps(『レヴァンテS』)。そして275psの最高出力を発生させる3.0リッターV型6気筒ターボ・ディーゼルエンジン(『レヴァンテ ディーゼル』)は『ギブリ』と同様、共同開発したイタリアのVMモトーリ社が製造します。

 優雅さと精巧さを誇る『レヴァンテ』の3.0リッター V6ガソリン・エンジンは、消費燃料とCO2排出量の低減と高レベルのパフォーマンスという2つの相反する要求を見事に融合させました。アクセルペダルをわずかに踏むだけで、マセラティ伝統の素晴らしいサウンドと相まって驚異的なパワーが解き放たれます。3.0リッター V6ターボ・ディーゼルエンジンは、最先端のディーゼルテクノロジーのすべてがつぎ込まれたエンジンです。

 パフォーマンスは、『レヴァンテS』(最高出力430ps)が0-100km/h加速で5.2秒※のタイムをたたき出し、最高速度は264km/h※に達します。また、NEDCサイクルでの複合燃費およびCO2排出量は、それぞれ10.9ℓ/100km※、253g/km※です。これに対して『レヴァンテ』(最高出力350ps)は、0-100km/h加速のタイムが6.3秒※、最高速度243km/h※を達成。複合燃費とCO2排出量は、それぞれ10.7ℓ/100km※、249g/km※です。さらに、ディーゼルエンジン搭載の『レヴァンテディーゼル』(最高出力275ps)は、0-100km/h加速のタイムが6.9秒※で、最高速度は230km/h※。複合燃費とCO2排出量については、それぞれ7.2ℓ/100km※、189g/km※という値を実現しました。※参考値

エグゾーストサウンド
『レヴァンテ』のエグゾースト・システムにはニューマティック・バイパスバルブが各バンクのバルブに組み込まれています。ノーマルモードではバルブは閉まったままで、車内の静粛性が優先され、エンジン音も控えめ。ひとたびスポーツモードに切り替えると、車のハンドリング・パラメーターが変化するのに伴ってエグゾースト・バルブが開き、排気ガスの流路が最短化。最高のエンジン性能とマセラティ独自の官能的な咆哮がドライビングプレジャーをさらに高めてくれます。

シャーシ
『ギブリ』をベースに設計された『レヴァンテ』のシャーシは極めて高い剛性を誇っており、その重心は同一クラスで最も低い位置にあります。SUV の要件に適合させるためにさらに改善され、前後50:50という理想的な重量配分を実現しました。『レヴァンテ』は、SUV であるにもかかわらず、従来のスポーツモデルと同様、性能を強化するすべてのディテールに高い注意を払いながら製造されています。また、『レヴァンテ』のボディを開発するにあたっては、シャーシ、ボディ、およびサスペンションにアルミニウムを幅広く使い、軽量化の追求だけでなく乗員の安全を最大限に確保しています。

トランスミッション
『レヴァンテ』に搭載されたZF製8速オートマチック・ギアボックスは、正確なギアチェンジと並外れたパフォーマンスに加え、エンジンと併せて駆動力の配分、道路状況の両方を認識し、それに応じてギアチェンジモードを最適化する自動適応ソフトウェアによってサポートされています。4つの異なる走行モード(ノーマル、スポーツ、オフロード、I.C.E.)それぞれに、マニュアルまたはオートマチックモードのバリエーション(※)をセレクトすることができます。※『オートノーマルモード』『マニュアルノーマルモード』『オートスポーツモード』『マニュアルスポーツモード』『マニュアルオフロードモード』『オートマチックオフロードモード』『I.C.E.モード』

アクティブ・エア・サスペンション
『レヴァンテ』に採用されたテクノロジーは、車両がオンロードとオフロードの双方で卓越したパフォーマンスを発揮できるようにデザインされています。洗練されたサスペンションは、フロントがダブル・ウィッシュボーン方式で、リヤはマルチリンク方式。どちらにも電子制御式のダンパーが用いられています。

 また、4つのコーナーエアスプリングは、ダイナミック制御によって車高を切り替えることができます。この最先端の『アクティブ・エア・サスペンション』は、車両のハンドリング性能を決定づける重要な要素となっています。設定されている5つの車高から、ドライバーは過酷なオフロード走行用の高い車高から高速道路走行用の低い車高まで、走行中の道路や地形に最適な車高を選択できます。このエアサスペンションは、常時減衰変動タイプのショックアブソーバー付スカイフックシステムと組み合わされています。基本設定は快適性が最優先であるのに対して、よりダイナミックな走行にはショックアブソーバーの減衰力を高め、よりスポーティな運動特性へと変化します。グランドクリアランスを最も狭く設定すれば、この上なくスポーティな走りを楽しむことも可能です。サスペンションの高さは車速に応じて変化して最高水準の安全性とドライバビリティを保証します。また、インテリジェントなマッピングにより、車高は速度が高まるにつれて自動的に下がり、一定の速度を下回ると高くなります。

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