更新日: 2017.09.29 17:22
最高出力680PS。『ポルシェ・パナメーラ』に新旗艦となるPHVモデルが追加
2017年9月29日
プレスリリース
最高出力680PSと純粋な電気駆動による49kmの航続距離を備えた新しいスポーツツーリスモが登場
プラグインハイブリッドを搭載した最もパワフルなスポーツツーリスモ
ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:オリバー・ブルーメ)はパワフルなプラグインハイブリッドモデルをパナメーラ スポーツツーリスモに追加します。
新たなフラッグシップモデルとなるニューパナメーラ ターボS E-ハイブリッド スポーツツーリスモは4リッターV8エンジンとエレクトリックモーターを兼ね備え、システム最高出力500kW/680PSを発生します。850N・mの最大トルクはアイドリング時の回転数を少し超えた時点から発生します。
0-100km/h加速タイムは3.4秒をマークし、最高速度は310km/hに達します。しかも平均燃料消費量(新欧州ドライビングサイクル、NEDC)は3.0リッター/100kmです。このもっともパワフルなスポーツツーリスモは、エレクトリックモーターのみの走行(ゼロ・ローカルエミッション)で最大49kmの航続距離を誇ります。
パナメーラ ターボS E-ハイブリッド スポーツツーリスモをこのセグメントの中で際立たせているのは、性能と効率性のバランスだけではありません。大型のテールゲート、低いローディングエッジ、拡張したラゲッジコンパートメント容量、そして4+1シート構成を含む空間コンセプトによって、この新しいフラグシップモデルの実用性が高い水準にあることを示します。
ポルシェは、ユニークなデザインや優れた実用性を、最高の性能および効率性と結び付けます。
3.4秒の0-100km/h加速タイムと3.0リッターの燃料消費量
ポルシェは、パナメーラ スポーツサルーンのフラッグシップモデルと同様に、スポーツツーリスモによってハイブリッドテクノロジーの高いポテンシャルを証明します。
パナメーラ ターボS E-ハイブリッド スポーツツーリスモに使用されているブーストプログラムは、ポルシェのスーパースポーツカーであるポルシェ918から受け継いだものです。
V8ツインターボ(404kW/550PS)とエレクトリックモーター(100kW/136PS)は、1,400rpmから850N・mのシステム最大トルクを発生します。ハイブリッドモジュールに統合されたデカプラーは、エレクトリッククラッチアクチュエーターを介して電気機械的に作動します。
その結果、短いレスポンスタイムと高い快適性を実現しています。高速でシフトする8速ポルシェ ドッペルクップルング(PDK)は、標準装備されるアダプティブ4WDシステムのポルシェ トラクション マネジメントシステム(PTM)にパワーを伝えます。
E-パフォーマンスドライブによって0-100km/h加速タイムは3.4秒をマークし、さらに静止状態から200 km/hまでをわずか8.5秒で加速、最高速度は310km/hに達します。
この高い水準にもかかわらず、プラグインハイブリッドモデルは非常に効率的で、新欧州ドライビングサイクルによる燃料消費量は3.0リッター/100km、電力消費量は17.6kWh/100kmです。
パナメーラ ターボS E-ハイブリッド スポーツツーリスモは、エレクトリックシステムのみの走行で最大49kmの航続距離を実現し、最高速度は140km/hに達します。容量14.1kWhのリチウムイオンバッテリーは、チャージャーと電源に応じて2.4-6時間で充電できます。