更新日: 2017.10.27 16:31
市販予定スポーツモデルも続々公開!/東京モーターショー2017トピックス
■ポルシェ356スピードスター
ポルシェブースには前述の新型911 GT3のほか、最新のカイエン、パナメーラなどが出展されているが、そのなかに1955年生まれのクラシックカー『ポルシェ356スピードスター』の姿も。美しい流線型を描くこのクルマは、本来の装備品を省くことで安価にしたことからアメリカで大ヒットし、当時のモータースポーツシーンにも数多く登場したそう。いわばポルシェ911のご先祖様と言える存在だろう。
■トヨタ・ヴィッツGRMN
2018年春に登場予定の『ヴィッツGRMN』がトヨタブースに出展された。今年9月に発表されたトヨタの新ブランド、GRにおけるトップグレード“GRMN”の第一弾モデルとなることが予想される同車を、この機会にじっくりチェックしよう。
■トヨタ・クラウン コンセプト
名称どおり次期型クラウンのコンセプトモデルある『クラウン コンセプト』。全面的に一新されたエクステリアはさることながら、モータースポーツ好きにはぜひフロントグリルとリヤに注目してほしい。と言うのも、ふたつのポイントには怪しげな“RS”のシルバーロゴが装着されているのだ。このロゴが意味するものとは……?
■KYB・電動パワーステアリング
市販車からレーシングカー、ラリーカーなどの各種パーツを製造するKYBのブースではWECのLMP2カーと、IMSAのDPiマシンの全車に供給している電動パワーステアリング(EPS)が出展されている。
ブースには体験コーナーも設置されており、5段階からなるパワーステアリングの重さをドライブシミュレーターとともに体感することが可能だ。
■akebono・レーシングブレーキシステム
ブレーキ部品メーカーの曙ブレーキはマクラーレンF1、WECに参戦中のトヨタTS050ハイブリッド、ニュルブルクリンク24時間に挑戦しているレクサスRCに供給しているレーシング・ブレーキキャリパーを展示。このうちTS050ハイブリッドのものは実際にレースで使用されたもので、キャリパー本体には飛び石の跡もみられた。
また、ブース内には『マクラーレンP1』のブレーキシステムも展示されているほか、開発中の市販車用高性能ブレーキシステムなども出品しされている。