チャンピオンを獲得した要因については「I don’t know.(知らないよ)」と一言。そして次のように続けた。
「我々は諦めなかった。一時はポイントランキングトップの(セバスチャン・)ブエミと43ポイント差をつけられていたんだ。それでも努力し続け、集中してレースに取り組むことで、最後のレースで逆転することができた」
jujuに対する印象については「この歳でF4を運転しているというのは素晴らしい」と語る。
「私が11歳だったころはまだカートにしか乗ったことがなかった。初めてフォーミュラカーに乗ったのは15歳か16歳のころだった。フォーミュラカーの運転にはとても体力を使うんだ。彼女の歳でF4マシンを操れることはすごいと思う」
それを聞いたjujuは「とってもうれしいです」とコメント。
トークショーの次は、ディ・グラッシがシミュレーターに乗り込み、フォーミュラEマシンでデモンストレーション走行。今回は六本木の街をjujuと野田英樹が見守るなか疾走し、事前に司会の徳永有美さんが記録したタイムをあっさりと更新してみせた。

シミュレーターデモを終え、jujuは次の目標について「いまF4に乗っているので、次はF3に乗りたいです。F4でコースレコードを出したので、F3でもコースレコードを出したいです」とした。
最後にディ・グラッシは日本でのフォーミュラE開催に言及。「私はブラジル出身で家族はイタリア出身。そのどちらでもすでにレースは開催されているので、次はぜひ日本で開催してほしいと思う。素晴らしい日本のレースファンの前でまたレースがしたいね」と日本でのレースを熱望した。

