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 また、クーペSUVながらスタイル優先とはならずに機能性も確保。スポーティなスタイルはそのままに、フォルムを損なうことなく居住空間と荷室の実用性を確保するため、6:4分割のリヤシートに200mmのロングスライド&9段階リクライニング機構を採用。後席乗員の広いレッグスペースを確保するとともに、後端を落とし込んだルーフラインでありながら、充分なヘッドクリアランスが確保された。

 そしてミツビシのお家芸とも言える4輪制御技術には、アクセル開度や車速、車両の走行条件などから後輪へ伝達するトルクをつねに適切に配分する電子制御4WDシステムを搭載。これにAYCブレーキ制御を追加した車両運動統合制御システム『S-AWC』を採用している。

 その走りを支えるボディにも、フロントに3点式のストラットタワーバーを標準で装備し補強したほか、リヤ周りを中心に構造用接着剤の塗布によって高剛性化。細部にわたり最適化を図ったサスペンションなどと相まって、意のままの操縦性と卓越した安定性を実現している。

 パワートレーンにも新開発の1.5リッター直噴4気筒ガソリンターボを搭載し、運転状態により筒内噴射と吸気ポート噴射をきめ細かく制御することで、優れた燃費性能とクリーンな排出ガス特性を獲得。排気マニフォールド一体型シリンダーヘッド、吸排気MIVEC、電動ウエストゲートアクチュエーター付小型ターボチャージャーなど、ダウンサイジングターボの定石に則った最新のエクイップメントや設計が施され、8速スポーツモード付のINVECS-III CVTとの組み合わせで力強い走りを楽しめる。

 ボディカラーには新開発のレッドダイヤモンド、ブロンズメタリックに加えて、ホワイトパール、ライトニングブルーマイカ、ブラックマイカ、レッドメタリック、チタニウムグレーメタリック、スターリングシルバーメタリックを加えた全8色を設定し、価格は253万2600~309万5280円となっている。

アクセル開度や車速、車両の走行条件などから、後輪へ伝達するトルクを常に適切に配分。AYCブレーキ制御を追加した車両運動統合制御システム『S-AWC』を採用する
薄型のスマートフォン連携ディスプレイオーディオ、タッチパッドコントローラーなどに対応すべく、充電式スマホトレイも装備
ヘッドアップディスプレイを搭載することで、先進的なコクピットを演出

三菱自動車お客様相談センター:0120-324-860

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