更新日: 2018.04.02 15:42
小型車用モジュラーシャシー、CMA採用のSUV『ボルボXC40』発売開始
グローブボックスにバッグが掛けられるリトラクタブルフックの追加、低音用スピーカーをダッシュボード側に移動することで、大型のペットボトルと、ノートパソコンも収納できる大容量ドアポケット、スマートフォンを置くだけで充電できる『ワイヤレス・スマートフォン・チャージ』を採用するなど、使い勝手の面で不便を感じていることに着目した新たなソリューションが提案されている。
そのインテリア中央に位置するのは、直感的に操作できる独自のインフォテイメントシステム『SENSUS(センサス)』の縦型モニター。インパネ中央に配置された9インチのセンターディスプレイは、赤外線方式タッチスクリーンを採用しており、北欧生まれらしく手袋をしていても操作が可能となっており、アップル、アンドロイドのスマートフォン連携はもちろん、音声認識機能により視線の移動をすることなく、ナビゲーションの目的地の設定やエアコンの温度調整、メディアの操作などの幅広い操作を音声で行うことが可能となっている。
その他、前述の先進安全・運転支援技術『インテリセーフ』に加えて、自動運転レベル2相当となる運転支援機能『パイロット・アシスト』は、全車速追従機能付ACCを設定した130km/h未満の速度域において、車線の中央を保持できるよう支援。渋滞中でも車線を維持するようにステアリング操作をアシストし、先行車や隣接車線の他車と接触するリスクを低減させてドライバーの負担を軽減してくれる。
日本導入にあたって用意されたパワートレーンは、出力の異なる『T4』『T5』2種類の2.0リッター4気筒直噴ターボエンジンとなり、電子制御AWDシステムをベースに、『T4』エンジン搭載車にはFFモデルも用意。全車に8速ギアトロニック付ATを組み合わせた。
今後は段階的にプラグインハイブリット、EVモデルも追加される予定の『ボルボXC40』、その本体価格は389万~549万円となっている。