このほか、四輪駆動システムをはじめリヤホイールステイアリング、ESCなどが強化されたアヴェンタドールSVJは、オプション設定となるピレリPゼロ トロフェオ-Rタイヤを装着した状態で今回のアタックを迎えた。アタックドライバーにはランボルギーニワークスドライバーのマルコ・マペッリが抜擢されている。
晴天のなかで行なわれたタイム計測ではカモフラージュパターンを纏ったアヴェンタドールSVJが、かつて量産車最速マシンとして君臨したウラカン・ペルフォルマンテのタイムを約7秒短縮する6分44秒97をマークし、新たなラップレコード樹立してみせた。
「サーキットにフォーカスした車両の才能を示すランボルギーニの伝統に従って、イオタの“J”が『アヴェンタドールSVJ』の名前の末尾に備わっている」と語るのはアウトモビリ・ランボルギーニのステファノ・ドメニカリCEO。
「この新型車は、現在のベンチマークを超えたスーパースポーツカーを生み出す、ランボルギーニの技術の集結といえるものだ」
「8月に行われるアメリカ、カリフォルニアのモンテレー・カー・ウイークでの発表前にもかかわらず、ニュルブルクリンクのラップタイムレコードを保持したことは、最高のデザインエンジニアリングと革新的な技術を誇るランボルギーニの力量を証明しているといえるだろう」
「アヴェンタドールSVJはパフォーマンスの頂点を極めたスーパースポーツカーであると同時に、他の追随を許さない運転の喜びを保証する」


