ドライバー重視のインテリアに目を向けると、エアベントのインナーリングにサテンオレンジやターボブルーの新色を設定し、全グレードにアウディドライブセレクトを標準装備。
これにより、マルチファンクションステアリングホイールを使用して、すべてのインフォテインメント、ボイスコントロール機能を操作することが可能となり、それらの情報は2種類の異なるビューが選択可能なアウディバーチャルコックピットに表示される。
さらに999台限定となる“TT 20 years”リミテッドエディションは、初代TTがデビューした1998年を思い起こす数々の専用装備を採用。
そのディテールは1995年の東京モーターショーで初公開された『Audi TTSロードスター コンセプトスタディ』からヒントを得ており、シート、ドアパネル、センターコンソールには、モカシンブラウンのファインナッパレザーが採用される一方で、レザーの装飾ストリップや“パヌーカ”コントラストステッチは、当時東京モーターショーに展示されたコンセプトモデルのインテリアを現代的に解釈したものとなっている。
この限定モデルにはシリアルナンバーが刻印されたバッジに加え、ステアリングホイールとシフトレバーノブには“TT 20 years”エンブレムが装着されインテリアにアクセントを加えるとともに、光沢メタルグレイの19インチアルミホイール、マトリクスOLEDリヤランプ、サイドシルに設置された艶消しフォーリングスが、エクステリアのハイライトとなっている。
ボディカラーにもコスモスブルー、パルスオレンジ、ターボブルー(Sライン)の3つの新色が追加された2019年モデルの『アウディTT』は、欧州市場で2019年第1四半期からデリバリー開始を予定。日本市場への導入時期や価格は未定ながら、2019年内の登場が見込まれている。

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