スポーツセダンの代名詞、7代目『BMW 3シリーズ』がいよいよ日本デビュー
この高性能3眼カメラシステムは長距離、中距離、周辺監視と個々のカメラに役割を特化させることで、より正確なレーン・キーピング性能と、より離れた場所や広い視野での危険予測が可能となり、同じく国内販売モデルとして初採用された毎秒2兆5000億回の演算能力を持つ画像処理プロセッサーを搭載することで、膨大な視覚情報に加えてレーダーによる正確な距離計測情報を統合して瞬時に処理し、より正確かつ素早い運転支援が可能となっている。
さらにBMWとして初となる、AIを活用した新開発のBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントは、起動する際「OK、BMW(オーケー・ビー・エム・ダブリュー)」だけでなく、「OK、XXX(例:サンニーマル)」など呼びかける言葉を任意に設定することが可能となるなど、身近な存在としてストレス無く使用することができ、よりパーソナルな愛車としての機能が高められた。
そして最大の注目点である走行性能ではボディのディメンションを全方位的に拡大し、ホイールベースは40mm延長し2850mm、トレッドでもフロントが43mm、リヤが21mmと大幅に拡幅。剛性が高く安定したボディと10mm重心が低下したシャシー構造を持ちつつ、約55kgもの軽量化を達成したことでダイナミックかつ快適な走りを実現している。
また、量販が見込まれるBMW 320iグレードには、日本の道路事情やカスタマーの要望、日本市場の重要性を考慮し、欧州をはじめ初期生産には設定のない日本専用チューンのエンジンを採用。最高出力184PS/5000rpm、最大トルク300Nm/1350-4000rpmを発生する低回転域重視のパワー特性を持つユニットが搭載された。
導入当初は全4グレード展開となり、価格はベースグレードとなる320i SEの452万円から最上級モデル330i M Sportの632万円。ただし、320i SEのみ2019年中期へと遅れてのデリバリーが予定されている。
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