更新日: 2019.03.28 18:55
ニッサン・デイズが6年ぶりフルモデルチェンジ。新開発パワートレインに加えプロパイロットなど軽初採用
2019年3月28日
プレスリリース
新型『ニッサン・デイズ』を発表
技術の日産が軽市場を変える
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:西川廣人)は28日、『ニッサン・デイズ』をフルモデルチェンジし、同日より全国一斉に発売すると発表しました。
新型『ニッサン・デイズ』は、多くの日産の先進技術を詰め込み、ワクワクする軽自動車に仕上げました。お客さまに、“軽自動車で一歩先までお出かけしたい”と必ず感じていただける、そんな楽しさをお届けします。
『ニッサン・デイズ』は、2013年の初代モデルの発売以来、これまでに累計で約43万台を販売してきました。
躍動感溢れるエクステリアと上質なインテリアに加え、軽自動車として初めて採用したハイビームアシスト、アラウンドビューモニターなどの先進技術、そして、タッチパネル式オートエアコンといった快適性、利便性に溢れる機能を搭載した軽自動車として、多くのお客さまから好評をいただいてきました。
今回、6年ぶりのフルモデルチェンジとなる新型『ニッサン・デイズ』は、日産自動車と三菱自動車の合弁会社NMKVのマネジメントのもと、日産が企画、開発を行いました。
日産自動車専務執行役員の星野朝子は、『まもなく新たな年号を迎える日本のお客さまに、新型軽自動車『ニッサン・デイズ』をお届けします。“技術の日産”が、その技術と、情熱で、日本の軽自動車の常識を変えるべく、開発に取り組んだ自信の商品です。私たち日産は、Game Changerとして軽市場を変革してまいります』と述べました。
新型『ニッサン・デイズ』の進化したポイントは以下の通りです。
①軽自動車初“プロパイロット”を搭載
『セレナ』や『リーフ』、『エクストレイル』などに搭載している、プロパイロット*1を、軽自動車に初めて搭載*2しました。
高速道路でドライバーが負担を感じる渋滞走行や、長時間の巡航走行、といった2大ストレスシーンにおいて、アクセル、ブレーキ、ステアリングをクルマ側で支援することで、 ドライバーの負担を少なくし、軽自動車でのロングドライブを、もっと身近で気軽なものにしてくれます。
渋滞中は、前方車との車間距離を制御し、停止中も停止状態を保持します。また、車線内を走行するようにステアリングを制御し、運転操作の負担を軽減します。
長時間の巡航走行では、セット車速を上限に、加減速に合わせて車速を調整します。車線内を走行するようにステアリング操作をサポートし、運転操作の負担を軽減します。
②軽自動車初『SOSコール』を搭載
お客さまが、より安心して運転ができる先進事故自動通報システムSOSコール(ヘルプネット)*3を軽自動車として、初めて設定*4しました。SOSコールは、交通事故や急病などの緊急時や事故の危険がある時などに、専門のオペレーターへのデータ通信と音声通話を行うことができます。
通報方法には2種類あり、交通事故などで、エアバッグが作動した際に自動的に通報するものと、SOSコールスイッチによる手動通報があります。
通報後は、専門のオペレーターが、車両から得た情報をもとに、消防指令センターや警察に迅速に連絡し、緊急車両の手配などドライバーのサポート行います。
③日産が新しく開発したパワートレイン
新開発エンジン、新開発CVTに加え、新たにリチウムイオンバッテリーを搭載したスマートシンプルハイブリッド*5といった新設計パワートレインにより、動力性能が大きく進化しました。力強い走りを実現するとともに燃費*6も向上しました。
ハイウェイスターに搭載したスマートシンプルハイブリッドは、モーターを小型化しながらも、新たに採用したリチウムイオンバッテリーと組み合わせることで、出力を同等としながらも、回生量は約2倍となり、ブレーキで失われていたエネルギーを無駄なく再利用することができます。
新開発CVTは、低フリクションベルトなどの燃費向上技術やエンジン音を大幅に低減するエンジン締結剛性を向上させる静粛性向上技術を採用したほか、伸びのある加速感を感じられるDステップを軽自動車として初めて採用しました。