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投稿日: 2019.07.22 15:42
更新日: 2019.07.22 16:27

アストンマーティン、最先端F1技術を投入した世界限定500台のハイパーカー『ヴァルハラ』を日本初披露


クルマ | アストンマーティン、最先端F1技術を投入した世界限定500台のハイパーカー『ヴァルハラ』を日本初披露

 また、ヴァルハラは公道走行に適したクルマであることをコンセプトに、利便性や快適性の向上を目指して開発されている。特徴のひとつは前方へ開くLMP1スタイルのドアを備えること。ルーフセクションもドアと一緒に移動するため、乗り降りが容易になっている。

 コクピットは、ドライバーの背中の中心とステアリングホイール、ペダル類の中心が整列したデザインに。センターコンソールの幅が広げられたことで運転席と助手席の間隔が拡大し、ヴァルキリーに比べると室内のゆとりが増している。
 
 ステアリングコラムに備え付けられたディスプレイは視認性も良く、インフォテイメントシステムはカスタマー自身のスマートフォンを利用するテクノロジーが採用された。

 ヴァルハラは2020年4月公開予定の『007』シリーズ第25作目に、アストンマーティンV8バンテージや“ボンドカー”として知られるDB5とともに起用される予定。アストンマーティンジャパンリミテッドの寺嶋正一マネージングディレクターは「ヴァルハラがどのような形で映画に登場するかは明らかになっていないが、楽しみにしてほしい」とコメントした。

 北欧神話において“戦士の楽園”を意味する名を与えられたアストンマーティン・ヴァルハラ。世界500台の限定生産となる同モデルのデリバリーは2021年末から開始となる予定だ。

乗り降りがし易さすいよう、左右のドアはLMP1マシンのような跳ね上げ式が採用された
乗り降りがし易さすいよう、左右のドアはLMP1マシンのような跳ね上げ式が採用された
軽量化のためインテリアは最小限に。ドライバーズシートの足元のペダルは2本のみだ
軽量化のためインテリアは最小限に。ドライバーズシートの足元のペダルは2本のみだ
革張りのステアリング。ボタン、ダイヤルなどは最小限に留まり、背面には同じく革張りのパドルシフトが備わる。
革張りのステアリング。ボタン、ダイヤルなどは最小限に留まり、背面には同じく革張りのパドルシフトが備わる。
サイド下部は大きく絞り込まれ、フロント開口部からエアが流れる仕組み。ドアミラーはなく、フロントタイヤ後方のフェンダーに取り付けられたカメラで後方確認を行う
サイド下部は大きく絞り込まれ、フロント開口部からエアが流れる仕組み。ドアミラーはなく、フロントタイヤ後方のフェンダーに取り付けられたカメラで後方確認を行う
ヴァルキリーと同様に、ヴァルカンもリヤに巨大なディフューザーを備える
ヴァルキリーと同様に、ヴァルカンもリヤに巨大なディフューザーを備える


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