更新日: 2019.10.11 11:12
トヨタ、次期型FCV『ミライ』の開発最終段階モデルを発表。東京モーターショーで初公開へ
2019年10月11日
プレスリリース
TOYOTA、東京モーターショー FUTURE EXPOにて『ミライ コンセプト(MIRAI Concept)』を初公開
-燃料電池自動車の次のステージに向けて、2020年末に発売予定-
TOYOTAは、10月24日(木)から11月4日(月・休)までの12日間、東京モーターショー2019のMEGA WEB会場で開催されるFUTURE EXPO*1にて、『ミライ コンセプト』を初公開します。
『ミライ』は、将来の有望なエネルギーである水素を、空気中の酸素と化学反応させて発電した電気で走るクルマで、TOYOTAは、2014年12月に発売して以来、水素社会の扉を開くとともに、世界中で約1万台*2を販売し、燃料電池自動車の普及に取り組んできました。
ミライ コンセプトは、2020年末の発売に向けた次期ミライの開発最終段階のモデルとなります。
いよいよ、燃料電池自動車は、新たなステージを迎えます。ミライ コンセプトは、エコカーの枠を超えた、走りを予感させるダイナミックさと誰もが思わず振り返るエモーショナルな美しさを併せ持つスタイリングを追求。さらに、走る楽しさを持つクルマづくりに徹底的にこだわり、今までにない気持ちの良い走行フィーリングの実現を目指し、開発を進めてきました。
また、FCシステムを全て一新することで、燃料電池自動車としての性能を大幅に向上させるとともに、水素搭載量拡大などにより、航続距離を従来型比で約30%延長することを目標に開発を進めています。
チーフエンジニアの田中義和は、次のように語っています。
「エモーショナルで魅力的なデザイン、乗っているだけで笑顔になれるダイナミックで意のままの走り。ずっと走っていたくなる、そんなクルマを目指して開発してきました」
「燃料電池自動車(FCV)だから選んだのではなく、こんなクルマが欲しかった、それがFCV MIRAIだったと言っていただけるクルマに仕上げ、そして、水素エネルギー社会の実現をこのクルマがけん引していければと思います。是非、東京モーターショーへ足を運んでいただき、会場で実車をご覧いただければと思います」
ミライ コンセプトの特徴は以下のとおり。