更新日: 2019.10.23 13:15
2030年のレクサス電動車を示唆するコンセプトが東京モーターショーで世界初公開
LEXUS、東京モーターショーで次世代電動化ビジョン“Lexus Electrified”を発表
-電動化ビジョンを象徴するコンセプトカー『LF-30 Electrified』を世界初公開-
●いつの時代もクルマのもたらす楽しさ・喜びを提供し続けるLEXUSの電動化ビジョンLexus Electrified
●電動化ビジョンを具現化したコンセプトカーLF-30 Electrified
●2030年のLEXUS電動車を示唆する未来的なエクステリア
●自動運転技術や新設計のコックピットなどを搭載した先進的なインテリア
●Lexus Advanced Posture Controlなどの新テクノロジーによる従来のクルマとは一線を画したパフォーマンス
LEXUSは、2019年10月23日(水)から開催されている第46回東京モーターショー2019で、次世代の電動化戦略Lexus Electrifiedを発表するとともに、この電動化ビジョンを象徴するEVのコンセプトカーLF-30 Electrifiedを世界初公開しました。
LEXUSは、1989年のブランド創業以来、ラグジュアリーライフスタイルブランドとしてお客様ひとりひとりの五感を刺激することで、驚きと感動の提供を追求してきました。
2005年にRX400hを発売して以降、二段リダクションギヤやマルチステージハイブリッドの開発など、電動化技術の先駆者として世界をリードしてきました。シームレスな加速やリズム感とダイレクト感のある走りなど、優れたパフォーマンスはLEXUSハイブリッドの特色として評価されてきました。
今回LEXUSが発表した電動化ビジョンLexus Electrifiedは、電動化技術を用いて車両の基本性能を大幅に進化させ、自動運転や電動化などモビリティ社会が変化し続ける時代においても、お客様へクルマがもたらす楽しさ・喜びを提供し続けることを目指す思想です。電動化技術によって今一度クルマの原点に立ち返り、走りの楽しさを大きく進化させ未来の高級車の在り方を根本から変えてまいります。
具体的には、ハイブリッドで培ったモーター制御技術を軸として、パワートレイン・ステアリング・サスペンション・ブレーキなどを統合的に制御。これにより走行シーンに応じた駆動力コントロールを行うことで理想的な車両姿勢を実現し、より安心安全で運転する楽しさを感じられるクルマを提供することを目指します。
LEXUSはこれからもHV、PHV、EV、FCVなど、世界各地のニーズやインフラ環境に応じて適材適所で商品開発を進めラインアップを拡大してまいります。2025年には全車種に電動車を設定し、電動車の販売比率がガソリンエンジン車の比率を上回ることを目標とします。
直近では2019年11月にLEXUS初のEV発表を予定しているほか、2020年代前半でPHVやEV専用モデルを投入する計画です。
LF-30 Electrifiedの主な特長
今回発表したLF-30 Electrifiedは、電動化ビジョンLexus Electrifiedを象徴するコンセプトカーです。デザインにおいては、EVに期待される先進イメージを、アーティスティックな質感まで昇華した未来的な造形や、自動運転を初めとする新技術を積極的に織り込んだインテリアにより、LEXUS独自の世界観確立を目指しました。
パフォーマンスにおいてもLEXUSが培ってきた電動化技術と運動制御技術が融合した新テクノロジー“Lexus Advanced Posture Control”を採用。緻密なモーター制御で従来のガソリン車では不可能な高度かつ自由度の高い姿勢制御を実現しました。
さらに人間中心の設計思想に基づく新コンセプトのコックピットやステアバイワイヤなど、「電動化技術を用いた車両基本性能の大幅な進化」を実現するため、2030年を見据えた先進技術を数多く採用しています。