そしてボディにはフロントセクションのねじれ剛性を強化するためアルミニウムのプレートをエンジンルーム下部に設け、ストラットタワーバーなどで追加の補強を実施。アンダーボディの前部と後部には斜めのストラットが増設され、剛性を高めることでスペンションシステム全体のレスポンスが正確になるとともに、コーナリング時やブレーキング時、荷重変化時のボディのねじれが低減されている。
機能面では、サーキット走行時に80件以上の車両データ(車速、加速度など)を常時記録することが可能なAMGトラックペースも搭載。GPSデータに加え各種車載センサー(加速度、ジャイロスコープ、舵角、車輪速)を使用し、各種データはワイドスクリーンディスプレイ、コックピットディスプレイ、ヘッドアップディスプレイに表示することができ、走行後のドライビング改善にも活用することが可能となっている。
このメルセデスAMG A45S 4MATIC+誕生を記念して、おなじみとなった特別仕様車の“Edition 1”も設定。ハイパフォーマンスなイメージをさらに強調すべく大型のフロントスプリッターやフロントバンパーサイドに追加されたフリック、 大型のハイグロスブラック仕上げのリアウイングなどエクステリアパーツを追加するとともに、インテリアにはイエローのアクセントが入る特別な仕立てとなっている。
一方、公道でクルマの挙動と対話しながら気持ち良くドライビングすることに焦点を当てた、新しいモデルシリーズ『メルセデスAMG A35 4MATICセダン』は、シャシーやサスペンション、駆動系などをA45Sに準じた仕様としながら、そのエンジンに最高出力306PS、最大出力400Nmを発生する2リッター直列4気筒ターボのM260をチョイス。
従来のメルセデスAMG 45シリーズより戦略的な価格設定としており、メルセデスAMGのドライビングパフォーマンスの世界を、より身近に楽しめるモデルとなっている。
11月以降のデリバリーが予定される『メルセデスAMG A45S 4MATIC+』の価格は790万円となり、同“Edition 1”は919万円に。少し遅れて12月以降の納車が予定される『メルセデスAMG A35 4MATICセダン』は638万円で、全車右ハンドル仕様となっている。

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