2019年11月5日
プレスリリース
ミッドサイズセダン、S60をフルモデルチェンジ
■先進安全・運転支援技術を全グレードに標準装備
■米国サウスカロライナ州の新工場で生産
■特別限定車S60 T8 Polestar Engineeredを30台限定で発売
ボルボ・カー・ジャパン株式会社(代表取締役社長:木村隆之、本社:東京都港区)は、プレミアム・ミッドサイズスポーツセダン『S60』を全面改良して本日より発売します。
今回、8年ぶりのフルモデルチェンジにより3世代目となる新型S60は、ダイナミックな走りと流麗なスタイリングを両立したモデルです。クリーンかつシャープなエクステリアや、スカンジナビアンデザインのシンプルで上質なインテリアを採用するとともに、ワゴンモデルのV60同様、全幅を1850mm(先代比マイナス15mm)に抑えることによって日本市場に配慮されたジャストサイズを実現しています。
また新型S60は、昨年に稼動を開始したアメリカ・サウスカロライナ州のチャールストン工場にて最初に生産されたボルボ車であり、電動化を見据えた取り組みの一環としてディーゼルエンジンのラインナップを持たない最初のモデルです。

■洗練されたスカンジナビアンデザイン
北欧神話に登場するトール神が持つハンマーをモチーフとしたT字型の印象的なLEDヘッドライトをはじめシャープなショルダーラインが印象的な新世代ボルボに共通する美しいデザイン、またシャープでスピード感を感じさせるアルファベットの“C”字型が向かいあった形状のLEDテールライトを採用しました。
ボディは先代より全長を125mm拡大すると同時に、全高は45mm低く下げて伸びやかなスタイルとしました。さらに全幅は15mm縮小し、日本の道路環境でも扱いやすいボディサイズとしています。
またインテリアは洗練されたスカンジナビアンデザインを採用。上級モデルの90シリーズと同機能を有するフロントシートを採用し、マッサージ機能やベンチレーション機能(Inscription グレードに標準装備)など、快適装備も充実しています。
ボルボのセダンモデルで初めて採用したチルトアップ機構付電動パノラマガラスサンルーフ(オプション設定)は、閉じているときには濃色ガラスによって不快な眩しさを抑え、開け放てばキャビンをさらに爽快感あふれる空間へと一変させます。
■最新の安全技術を全グレードに標準装備
最新のテクノロジーを活用して、乗員のみならず、車外の人をも守る先進安全・運転支援機能「IntelliSafe(インテリセーフ)」を全グレードに標準装備しています。またIntelliSafeのうち、City Safety(衝突回避・軽減フルオートブレーキシステム)には、新型V60より新たに導入された対向車対応機能を搭載しました。
他の新世代ボルボ車から搭載しているオンカミング・レーン・ミティゲーション(対向車線衝突回避支援機能)インターセクション・サポート(右折時対向車検知機能)と合わせ、国内における最も多くの交通死亡事故要因となっている、対向車との衝突被害を回避または軽減することで、より安全性を高めています。
◆City Safety-対向車対応機能
City Safety(衝突回避・被害軽減ブレーキシステム)の検知対象を拡大し、従来の前走車に加え新たに対向車も追加しました。対向車との衝突が避けられない場合、衝突警告、前席左右の電動シートベルトおよびブレーキの作動を同時に開始し、対向車との衝突速度を最大10km/h低下させ、衝突エネルギーを減少させることで乗員へのダメージを軽減します。
◆オンカミング・レーン・ミティゲーション(対向車線衝突回避支援機能)
対向車が接近しているときに自車走行車線から対向車線へ意図しないはみ出しを検知すると、ステアリングを自動で操作し、正面衝突を回避するため自車を対向車線から走行車線に戻すよう支援します。
◆インターセクション・サポート(右折時対向車検知機能)
交差点での右折時に、直進する対向車と衝突する可能性が高まった場合に車両がブレーキを掛け、衝突回避を支援します。
■4種類のパワートレインを設定
