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投稿日: 2020.06.08 15:47

『トヨタRAV4 PHV』誕生。新開発システム出力は225kW、95kmのEV走行が可能に


クルマ | 『トヨタRAV4 PHV』誕生。新開発システム出力は225kW、95kmのEV走行が可能に

1.PHVならではの走りの楽しさ
 ▽新開発のプラグインハイブリッドシステム“THSII Plug-in”を搭載し、「走りの楽しさ」を追求。システム最高出力*1は225kW(306PS)を達成し、モーターを最大限活用することで瞬時の加減速が可能。さらにPHVならではのエンジンによるアシストも加わり、0-100km/h加速タイムは6.0秒*2と力強い加速を実現

 ▽TNGAプラットフォーム(GA-K)を採用し、大容量リチウムイオンバッテリーを車体中央の床下に搭載。さらなる低重心化、重量バランスの最適化を追求。ドライバーの感性を重視した上質な乗り心地と優れた操縦安定性を実現

 ▽新開発プラグインハイブリッドシステムが生み出すパワーは、E-Four(電気式4WDシステム)によって余すことなく四輪に分配。卓越した走行安定性を実現するとともに、コーナリング中をはじめ、降雪時や雨天時の走行において安心感を向上

 ▽満充電状態でEV走行距離は95km*3を、ハイブリッド燃費は22.2km/L*4を達成。ガソリンタンク容量も55Lを確保し、航続距離は1300km以上*5と“どこまでも行けそうな”走行距離を追求。

 ▽エンジンを使うHVモード走行では、バッテリーパワーを活用しエンジン回転数を抑えることで、加速時のエンジンノイズを低減。EVモード走行だけではなく、HVモード走行の際も上質なドライビング空間を構築

 ▽モーター主体の走りがもたらす静けさをさらに追求し、ボディへの入念なノイズ対策を実施。吸遮音材の最適配置のほか、ダッシュパネルやフロアの吸音材範囲を拡大。接合部の隙間も細部まで埋めることで、車内への音の侵入を抑制。高遮音性ガラスを採用し風切り音を低減

 ▽エアコン冷媒の活用により、リチウムイオンバッテリーを適切に温度管理。劣化を促進する高温下での使用を避け、充電状態を適切に制御することでバッテリー本来の性能を発揮

 ▽エアコンにヒートポンプシステム採用。ヒートポンプが外気の熱を使ってエンジン冷却水を温め車内を暖房。エアコンを使用した際の消費電力量を抑え、EV走行距離の低下を抑制

 ▽前後ショックアブソーバーの摩擦特性と減衰力特性を最適化。コーナリング時の優れた操縦安定性や、重厚感のあるしなやかな乗り心地を実現

プラグインハイブリッドシステムTHS II Plug-in
プラグインハイブリッドシステムTHS II Plug-in

*1 エンジンとリチウムイオンバッテリーにより、システムとして発揮できる出力(トヨタ自動車算定値)
*2 トヨタ自動車測定値
*3 WLTCモード・充電電力使用時走行距離。国土交通省審査値。エンジン、駆動用バッテリーの状態、エアコンの使用状況や運転方法(所定の車速を超える)などによっては、バッテリー残量に関わらずEV走行が解除されエンジンが作動。
*4 国土交通省審査値。WLTCモードは市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード
*5 国土交通省審査値(WLTCモード)より単純計算にて算出した目安。計算例として、EV走行概算値95km+(ハイブリッド燃料消費率22.2km/L×燃料タンク容量55L)=1316km

2.PHVならではの利便性の追求


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