マセラティのDNAと完璧に調和するべく、マセラティはハイブリッド・エンジンを開発しています。パフォーマンスの向上に重点を置きながら、同時に燃費効率も改善できるハイブリッドソリューションを選択しています。

 この革新的なパワートレインは、モデナにあるマセラティ・イノベーション・ラボのエンジニアによる研究開発の成果であり、内燃機関(4気筒ターボ、排気量2.0リットル)と48ボルトのオルタネーター、eブースター、バッテリーを組み合わせています。
 
 このソリューションは、このセグメントでは他に類を見ないものであり、パフォーマンス、効率性、ドライビングプレジャーのすべてにおいてドライバーを満足させる新世代のパワートレインの第一号となります。また、バッテリーが車両後方に搭載されることによって理想的な重量配分も実現しています。なお、従来のディーゼルモデルに比べ、よりも約80kgの軽量化を達成しています。

 最高出力330ps、トルク450Nmをわずか1500rpmから発生するニューギブリ ハイブリッドは、最高速度255km/h、0~100km/h加速5.7秒という目を見張るパフォーマンスを有しています。

 そして、排気ガスの流体動力学的側面に注目し、共振器を調節することで増幅器を使わずにマセラティ独特のエンジンサウンドを生み出すことにも成功しています。

マセラティ・ギブリ ハイブリッド(インテリア:コクピット)
マセラティ・ギブリ ハイブリッド(インテリア:コクピット)

■コネクティビティ

 ギブリ ハイブリッドはまた、新たにマセラティコネクトを搭載、クルマは常時ネットワーク接続を可能にします。ソフトウェアパッケージのアップデートだけでなく、定期メンテナンスを知らせるほか、東南や緊急時のセキュリティに対応するなど、高い安全性を提供しています。

 マセラティインテリジェントアシスタントマルチメディアシステムは、Android Automotiveをベースとした最新世代のソフトウェアで、ドライバーの好みに合わせて完全にカスタマイズできる革新的なユーザーエクスペリエンスを提供します。HDスクリーンは、新しいグラフィックを採用し、利便性も向上しています。
 
 フレームレスデザインにより、サイズも8.4インチから10.1インチに拡大されています。また、デジタルデバイスと新しいグラフィックを採用した新しいインストルメントパネルも導入されています。

■マセラティの考える電動化

 ニューギブリ ハイブリッドは、今後のマセラティの全新型モデルにおける電動化につながる計画の第一歩となります。マセラティ初の100%電気自動車は、2021年に予定されている次世代グラントゥーリズモとグランカブリオを予定しています。

マセラティ・ギブリ ハイブリッド(インテリア:後部シート)
マセラティ・ギブリ ハイブリッド(インテリア:後部シート)
マセラティ・ギブリ ハイブリッド(エクステリア:リヤ)
マセラティ・ギブリ ハイブリッド(エクステリア:リヤ)

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