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 ともにトランスミッションには8速ティプトロニックを組み合わせ、3リッターのquattroモデルは機械式センターディファレンシャルにより、通常時には前後40:60にトルクを非対称に配分し、路面状況によって前後70:30~15:85へと可変させることで、優れたトラクションと操縦安定性を両立させた。

 その4WD機構と合わせてハンドリングを支える足元には、+60mmのリフトモードから、-30mmのハイウェイモードまで4段階で車高調整が可能なエアスプリングと、減衰力を連続的に調整できるショックアブソーバーを持つアダプティブエアサスペンションもオプション設定。さらにスポーティな“S line”には、車高を15mm低めてよりスポーティなチューニングを施した、アダプティブエアサスペンションスポーツを標準装備している。

 また、安全運転支援システム(ADAS)もアップデートされ、従来のアダプティブクルーズコントロール、アクティブレーンアシスト、トラフィックジャムアシストを統合した“アダプティブドライビングアシスタント(ADA)”を搭載。

 車間距離保持機能を盛り込んだクルーズコントロールと車線維持機能や、走行中にドライバーに異常が発生した際に、システムがドライバーに注意を促すとともに、ドライバーからの反応がない場合には車線を維持しながら車両を緩やかに減速・停止するなど、疲労軽減と安全確保に大きく貢献する。

 また、今回の新型モデル登場を記念して2リッターモデルをベースに設定される限定車『Q7 45 S line limited』は、3列目シート、4ゾーンエアコンディショナー、パワークロージングドアを含む“7シーターパッケージ”に、ブラックの加飾やプライバシーガラスなどを含めた“プレミアムパッケージ”を採用。

 足元には21インチアルミホイールを特別装備した上で、限定車専用色のバリークブラウンメタリックをはじめ、グレイシアホワイトメタリック、デイトナグレー、オルガブラックメタリックの計4色を設定した。

 価格は3リッターモデルの55 TFSI quattroが957万円、同55 TFSI quattro S lineが1020万円に。310台限定の45 S line limitedは975万円(いずれも税込)となっている。詳細はアウディの公式ホームページ(https://www.audi.co.jp/jp/web/ja/models/q7/q7.html)まで。

12.3インチディスプレイのアウディバーチャルコックピットを装備。コンソールにはハプティックフィードバックを備えた大型タッチスクリーンを上下に2つ配した
12.3インチディスプレイのアウディバーチャルコックピットを装備。コンソールにはハプティックフィードバックを備えた大型タッチスクリーンを上下に2つ配した
限定車『Q7 45 S line limited』は、3列目シート、4ゾーンエアコンディショナー、パワークロージングドアを含む“7シーターパッケージ”が標準となる
限定車『Q7 45 S line limited』は、3列目シート、4ゾーンエアコンディショナー、パワークロージングドアを含む“7シーターパッケージ”が標準となる

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