また、急加速や登坂時などには、バッテリーからの電力に加え、エンジンで発電した電力も直接駆動モーターに供給し、力強い走りを実現。さらに減速時にはエンジンを停止し、回生発電した電力を高電圧バッテリーに充電、停車寸前まで回生が行なわれるため減速エネルギーを無駄にしないという。外部電力からの充電は不要で、ガソリンの給油のみで走行することが可能だ。
システム機構としてはシリーズハイブリッドに分類されるという『e-POWER』だが、静粛性や快適性を実現している一方で、2リッターターボに匹敵するビッグトルク、アクセルペダルの踏み戻しだけでの減速を実現するなど、電気モーターならではの走りを得られているという。また、キビキビとした走りの『Sモード』、燃費にやさしい『ECOモード』を選ぶことが可能だ。燃費はノートe-POWERの場合、e-POWER Sは37.2km/L、e-POWER X/e-POWER MEDALISTは34.0km/Lだ。
ノート、ノートe-POWERの詳細はホームページ(http://www.nissan.co.jp/NOTE/)まで。価格も最上級グレードの『e-POWER MEDALIST』で224万4240円と、手が届きやすい。また、スーパーGTでもおなじみオーテックジャパンからは『e-POWER』の発売にあわせ、新たなカスタムカー『モード・プレミア』も発売されている。