更新日: 2020.10.26 12:10
5代目『ルノー・ルーテシア』登場。新設計プラットフォーム採用で全方位進化
音響の面ではラゲッジスペースを損なうことなく、車外からの空気を取り入れることで豊かでパワフルな低音を再生する世界初の技術、Fresh Air Speaker(フレッシュエアー・スピーカー)が搭載されたBoseサウンドシステムや、最先端の水準を誇る安全運転支援システム(ADAS)もほとんどの機能を網羅。装備の違いにより“ゼン(受注生産)”、“インテンス”、“インテンス・テック・パック”の3グレードが設定されている。
また、注目の車体技術でもルノー・ニッサン・三菱のアライアンスにより新設計されたモジュラープラットフォーム“CMF-B”を初採用。先代プラットフォームより50kgの軽量化を実現しながら、フロントアクスルを中心とした高剛性化により、直進安定性や正確なハンドリングを実現し、ステアリングギヤ比を先代の15.2から14.4へと低めてクイックな応答性と的確なフィードバックが狙われた。それに応じてダンパーやスプリングを含めたリヤアクスルの設定も見直すことで、コーナリング時のロール量も抑制している。
さらに室内空間を広げながらもよりコンパクトなボディになった車両全体の静粛性や、エンジンルームの遮音性、そして万一の場合の安全性やボディ下面を覆うパネルによる空気抵抗の軽減など、全方位で基本性能が高められている。
その心臓部に搭載される新開発の1.3L直列4気筒直噴ターボは、最高出力131PS/5000rpm、最大トルク240Nm/1600rpmを発生。湿式デュアルクラッチを備えた電子制御のEDCは先代より1段増やされ7段へと多段化され7EDCとなり、パドルシフトを操作することでスポーティな走りを提供。その上で、WLTCモード17.0km/Lという省燃費性能も両立させている。
おなじみの名称を持つ全6色のボディカラーに対応し、ブラック、ライトグレー、ライトグレー/レッドインサートの3種類のダッシュボードが組み合わされ、価格は236万9000~276万9000円となっている。
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