更新日: 2020.11.09 17:57
ニッサン、新型ピックアップトラック『ナバラ』発表。タイを皮切りに各市場に順次投入へ
2020年11月5日
プレスリリース
最新技術を搭載した新型ピックアップトラック『ニッサン・ナバラ』を発表
2020年12月にタイで販売開始し、その他市場にも順次投入予定
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は5日、新型ピックアップトラック『ナバラ』*を発表しました。新型『ナバラ』は、従来よりお客さまから評価をいただいている高い耐久性、信頼性や使い勝手の良さに加えて、安全性や快適性、そして運転性能を向上させています。
ナバラは、メキシコおよび南米では『ニッサン・フロンティア』の名称で販売しており、事業構造改革“Nissan NEXT”を推進する日産にとって重要なモデルとなります。
日産は80年以上にわたってピックアップトラックを販売しており、なかでもナバラは頼れるパートナーとして世界中のお客さまにお使いいただいています。新型ナバラは、日産のピックアップトラックの歴史を継承し、そして多くのお客さまに先進技術をお届けするという日産の理念を体現したモデルです。
新型ナバラは、仕事や旅のパートナーとして高い信頼性を持つモデルであり、安全運転支援システムを始めとした“ニッサン・インテリジェント・モビリティ”の技術を多く搭載した、これまでで最も先進的なナバラです。
「オンロードやオフロードの場面でのダイナミックな走行性能を向上させるだけでなく、安全性と快適性を確保するために、さまざまな先進技術を搭載しました。それにより、タフネス、テクノロジー、安心感を現代のお客さまの期待に沿った形でお届けします。お客さまには、運転する喜びや自信、実用性に加えて所有する誇りを感じて頂けると思います」と日産の最高執行責任者(COO)であるアシュワニ・グプタは述べました。
ナバラに搭載されるニッサン・インテリジェント・モビリティの技術として、前方の車両や歩行者との衝突回避をサポートするインテリジェント・エマージェンシーブレーキに加え、2台前を走る車両を検知し、前方に潜む危険に対して注意を促すインテリジェントFCWを搭載しています。
インテリジェント・アラウンドビューモニターは、4つのカメラを使用することで、周囲のクルマや人の接近を検知し安全性を確保します。また、自車と駐車位置を俯瞰で見ることができるため、車庫入れや縦列駐車時などにドライバーをサポートします。
さらに新型ナバラでは、4輪駆動モードを設定して低速走行した際に、周囲の障害物を確認することができるオフロードモニターを新たに搭載しました。
車体に関しては、リヤアクスルの強化や荷台スペースを拡大し積載可能重量を向上させています。また、リヤバンパーにステップを新設することで、荷台への乗降性を向上させています。そして新開発のステアリングラックを採用することで、低速域を含むさまざまな速度域での操縦性を向上させました。
さらにフレームとボディの接合部を変更し剛性を高め、またサスペンションの設定を変更することで*車室内の振動を大幅に低減させるとともに、静粛性も高め、静かで快適な乗り心地を実現しています。
新型ナバラは、『頑丈』をデザインのテーマとしています。過酷な環境下での使用を想定して作られた、無骨で大胆かつスタイリッシュなエクステリアを採用しています。「堅牢さを表すインターロッキングデザインのグリル、力強い印象を与えるC字型のヘッドランプデザインを採用し、一目で『ナバラ』とわかるデザインでありながら、より堂々とした印象を実現しました」と日産のピックアップとフレームSUVのシニアデザインディレクターであるケン・リーは述べました。
新型ナバラでは新たにスタイルパッケージ“PRO-4X”を設定しました。日常からの脱却を求める冒険家や旅行者をターゲットとしたPRO-4Xは、黒く塗装したエンブレム、オレンジをアクセントとしたフロントバンパー、ブラックグリル、ドアハンドル、ルーフラック、ランニングボードに、17インチブラックホイールとオールテレーンタイヤを搭載し、アクティブな外観を採用しています。
新型ナバラは2020年12月にタイで販売を開始し、その他の市場でも順次販売する予定です。
*モデル名、車両スペック、搭載機能については市場ごとに異なります。