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投稿日: 2020.11.25 12:14
更新日: 2020.11.25 12:37

スズキ『ソリオ』『ソリオ・バンディット』が全面改良。車体サイズ拡大や安全面がさらに進化


クルマ | スズキ『ソリオ』『ソリオ・バンディット』が全面改良。車体サイズ拡大や安全面がさらに進化

2020年11月25日
プレスリリース

スズキ、小型乗用車 新型『ソリオ』、『ソリオ・バンディット』を発売

 スズキ株式会社は、小型乗用車『ソリオ』、『ソリオ・バンディット』を全面改良し、12月4日より発売する。

 ソリオ、ソリオ・バンディットはコンパクトで取り回しの良いボディーと広い室内空間を両立し、後席両側スライドドアや前後左右ウォークスルーの採用、乗り降りのしやすいレイアウトなど、使い勝手の良さに優れたコンパクトハイトワゴンである。

 今回の全面改良では、取り回しの良さは維持しつつ、車体サイズの拡大によって広い居住空間に加えて荷室空間も拡大させた。

 安全面では、スズキの予防安全技術『スズキ・セーフティ・サポート』をさらに進化させ、運転に必要な情報を見やすく表示するカラーヘッドアップディスプレイ※1をスズキ小型車で初採用した。また、アダプティブクルーズコントロール(ACC)※2には全車速での追従機能を追加したほか、6エアバッグ※3を全車に標準装備し、安全機能をより充実させた。

 また、予約ロック機能を追加したパワースライドドア※4、スズキ小型車初のスリムサーキュレーター※5の採用など、使い勝手と快適性も高めた。

 ボディーには、ルーフパネルとルーフメンバーの接合部に高減衰マスチックシーラーを採用し、こもり音や雨音を低減したほか、操縦安定性をさらに高める構造用接着剤の採用により、乗り心地や静粛性を向上させている。

 ソリオ、ソリオ・バンディットは、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する『サポカーSワイド』※6、国土交通省による『衝突被害軽減ブレーキ(AEBS)認定車』※7に該当する。

※1 ソリオG、ソリオHYBRID MXを除く。
※2 ソリオG及び、ソリオHYBRID MXスズキ・セーフティ・サポート非装着車を除く。
※3 6エアバッグは、運転席・助手席SRSエアバッグ、フロントシートSRSサイドエアバッグ、SRSカーテンエアバッグ。
※4 ソリオHYBRID MZは後席両側パワースライドドア、ソリオHYBRID MXは後席左側パワースライドドアを標準装備。ソリオ・バンディットHYBRID MVは後席左側パワースライドドアを標準装備(後席右側パワースライドドアはメーカーオプション)、ソリオGは後席左側パワースライドドアをメーカーオプション。
※5 ソリオG、ソリオHYBRID MXを除く。
※6 衝突被害軽減(自動)ブレーキなどの先進安全技術をはじめとする一定の運転支援機能を備えた車(安全運転サポート車。略称・サポカー)のうち、ペダル踏み間違い時加速抑制装置などを搭載することで特に高齢運転者に推奨される『サポカーS』の区分のひとつ。『サポカーSワイド』は、衝突被害軽減(自動)ブレーキ(対歩行者)、ペダル踏み間違い時加速抑制装置、車線逸脱警報、先進ライトを搭載するクルマ。
※7 安全運転サポート車の普及啓発の一環として、走行中または停止中の車両に対する乗用車の衝突被害軽減(自動)ブレーキが一定の性能を有していることを国土交通省に認定されたクルマ。

*安全運転を支援する機能の検知性能・制御性能には限界があり、状況によっては正常に作動しない場合があります。これらの機能に頼った運転はせず、常に安全運転を心掛けてください。

新型ソリオ、ソリオ・バンディットの主な特長

1. 車体サイズの拡大により、広い室内空間に加え、さらに広くなった荷室空間
2. ダイナミックかつ洗練されたエクステリアと、心地よく上質なインテリア
3. さらに進化したスズキの予防安全技術『スズキ・セーフティ・サポート』を搭載
4. 新機能を採用し、さらに向上した使い勝手と快適性5. ボディーや足まわりの防音・防振対策によって高めた乗り心地と静粛性
6. マイルドハイブリッドと1.2L 4気筒エンジンの搭載で、優れた燃費性能と力強い走りを実現

目標販売台数(月間)『ソリオ』、『ソリオ・バンディット』 合計4000台

メーカー希望小売価格(消費税10%込み)

ソリオ:158万1800円~214万8300円
ソリオ・バンディット:200万6400円~213万1800円

新型ソリオ、ソリオ・バンディットの主な特長

1. 車体サイズの拡大により、広い室内空間に加え、さらに広くなった荷室空間
・全長を80mm(ソリオ・バンディットは70mm)延長*し、荷室床面長を100mm拡大*したことで、大きな荷室と広く使える室内空間の両立を実現。
・内装部品の形状見直しにより、後席左右乗員の肩回りスペースを広げたことで、後席3人乗車時の快適性を向上。
・全長を拡大しながらも最小回転半径は4.8mのまま*とし、優れた小回り性能を維持。
*先代モデルとの比較

2. ダイナミックかつ洗練されたエクステリアと、心地よく上質なインテリア
●エクステリア
<ソリオ:ダイナミックで伸びやかなフォルムを表現>
・フード先端を上げ、厚みを増した存在感のあるフロントマスク。
・車体サイズの拡大を活かしたダイナミックで伸びやかなスタイリングを実現。
・車体色は新色メロウディープレッドパール、新設定のフレイムオレンジパールメタリックを全グレードに採用し、全8色をラインアップ。

<ソリオ・バンディット:上質かつ個性あるスタイルによる圧倒的な存在感を表現>
・ポジションランプとヘッドランプを二段構えに配置した独創的なヘッドランプ。
・細部まで造り込んだ、立体感のあるフロントグリル。
・シャープで動きのある線と面表現により、迫力のあるスタイリングを実現。
・車体色は新色のグリッターバイオレットパールとメロウディープレッドパール、フレイムオレンジパールメタリックを新設定。
・フレイムオレンジパールメタリック、新色メロウディープレッドパール、スピーディーブルーメタリック、プレミアムシルバーメタリックにブラック2トーンルーフ仕様を設定し、全7色11パターンをラインアップ。

●インテリアデザイン
<ソリオ:シックで落ち着きのあるリビングのような心地よさを表現>
・ネイビーとホワイトを基調としたデザインで、洗練された空間を表現。
・立体的な表面処理を施したドアトリム。
・光沢のあるライン柄とグレーミックス表皮を組み合わせ、リビングにあるシックなソファをイメージしたシート。

<ソリオ・バンディット:充実感あふれる、大人のこだわりを感じる空間を表現>
・ボルドーとブラックを基調としたデザインで、上質感を表現。
・立体感のあるブラックとボルドー柄で深みを表現し、アクセントに鈍く輝くメタルのような表皮を用いたシート。
・インテリアカラーに合わせて赤い差し色を用いたスピードメーターを採用。

3. さらに進化したスズキの予防安全技術『スズキ・セーフティ・サポート』を搭載
・夜間の歩行者も検知するステレオカメラ方式の衝突被害軽減ブレーキ『デュアルカメラブレーキサポート』をはじめ、誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能と、ヘッドランプのハイビーム/ロービームを自動で切り替えるハイビームアシストを搭載。
・運転席前方のダッシュボード上に運転に必要な情報を見やすく表示するカラーヘッドアップディスプレイ※1をスズキ小型車で初採用。
・センターメーター内に4.2インチカラー液晶のマルチインフォメーションディスプレイを全車標準装備し、運転をサポートする情報や警告を見やすく表示。
・走行中、ステレオカメラが認識した道路標識をメーター内のマルチインフォメーションディスプレイやカラーヘッドアップディスプレイ※1に表示する標識認識機能を搭載。
・アダプティブクルーズコントロール(ACC)※2に全車速追従機能を追加し、長距離移動などでの運転操作の負担を軽減。
・6エアバッグ(運転席・助手席SRSエアバッグ、フロントシートSRSサイドエアバッグ、SRSカーテンエアバッグ)を全車に標準装備。

4. 新機能を採用し、さらに向上した使い勝手と快適性
・パワースライドドア※4に予約ロック機能を追加し、ドアが閉まるのを待たずに携帯リモコンでドアロックの操作を可能とした。
・新設定の運転席アンダートレー、荷室左側面のショッピングフックをはじめ、収納を充実させ、使い勝手を高めた。
・USB電源ソケットをインパネ中央部に2個設置。後席の右側面にアクセサリーソケットも設置し、利便性を高めた。*ソリオGを除く
・高精細で大型の9インチHDメモリーナビゲ―ションをメーカーオプション設定。視野角を広げることで斜めからも見やすく、運転席と助手席両側からの高い視認性と操作性を実現。スマートフォン連携機能に加え、逆走注意案内、逆走警告を新たに採用。
*ソリオ Gを除く全車にメーカーオプション設定
・車内の空気を循環し、エアコン使用時の前席と後席の温度差を少なくするスリムサーキュレーター※5をスズキ小型車で初採用。薄型のデザインとすることで、車内の広さや後席からの眺めの良さも確保。

5. ボディーや足まわりの防音・防振対策によって高めた乗り心地と静粛性
・ボディーには、ルーフパネルとルーフメンバーの接合部に高減衰マスチックシーラーを採用し、こもり音や雨音を低減したほか、構造用接着剤の採用により操縦安定性や乗り心地、静粛性を向上。
・リヤサスペンションのストローク拡大やコイルスプリングの見直し等により、後席の乗り心地を高めた。
・ロードノイズを低減するため、リヤのインナーフェンダーライニングを全面的に採用し、静かで会話のしやすい室内空間を実現。

6. マイルドハイブリッドと1.2L 4気筒エンジンの搭載で、優れた燃費性能と力強い走りを実現
・ISG(モーター機能付発電機)と専用リチウムイオンバッテリーを組み合わせた独自のマイルドハイブリッドシステムを搭載。減速時のエネルギーを利用して発電し、専用リチウムイオンバッテリーに充電。加速時にはその電力を用いてモーターでエンジンをアシストし、燃料消費を抑制。
*ISG(Integrated Starter Generator) *ソリオ Gを除く
・減速時、ブレーキを踏んで13km/h以下になると、エンジンを自動停止するアイドリングストップシステムを採用。*ソリオ Gを除く
・パワフルで静粛性に優れた1.2LのK12C型デュアルジェットエンジンを搭載。4気筒で振動も少なく、静粛性に優れているため快適な室内空間の実現にも貢献。
・軽量、高剛性の新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用。


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