2代目レヴォーグは先進安全装備も飛躍的にレベルが向上している。広角化されたステレオカメラ、前後合わせて4つのレーダー、電動ブレーキブースターなどを採用するなど、衝突回避性能の高さは大きな強みだ。
また、3D高精度地図データとGPS情報を利用する先進運転支援システム『アイサイトX(エックス)』や11.6インチの縦型センターディスプレイとやフル液晶メーターで構成された先進的なデジタルコクピットなど、最新技術も数多く採用されている。
パワーユニットは新開発の1.8リッター直噴ターボ“DIT”エンジンを搭載。最高出力177ps、最大トルク300Nmを発揮するこのエンジンは、従来までの1.6リッター4気筒ターボの後継と位置づけらえれていて、パフォーマンス、燃費ともに先代の数値を上回っている。
駆動方式は全車4WD。グレードはベーシックな『GT』に、充実装備の『GT-H』、スポーティな『STI Sport』の大きく分けて3種類が用意されている。『STI Sport』には、スバル初のドライブモードセレクトが採用された。
12月7日に行われた2020-2021日本カー・オブ・ザ・イヤーで最多437票を獲得したスバル・レヴォーグは、320点を獲得したホンダ・フィット、300点を獲得したトヨタ・ヤリスシリーズとの戦いを見事に制し、第41回目のイヤーカーに輝いている。
2020-2021日本カー・オブ・ザ・イヤーの受賞に際して、新型レヴォーグの商品企画本部の五島賢プロジェクトマネージャーは「新型レヴォーグはスバルが築き上げてきた価値を土台に、先進技術を搭載し、開発しました。日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したことで、多くの皆さんに新型レヴォーグの良さを届けていきたい」とコメントした。



