更新日: 2021.03.13 16:45
【新車情報】国産スポーツワゴンの勝ち組、スバル・レヴォーグの魅力を深掘り
■スバル・レヴォーグのグレード解説&購入ガイド
スバル・レヴォーグ 価格帯:310万2000円〜409万2000円
現行レヴォーグのグレード構成は『GT』、『GT-H』、『STI Sport』の3つを基本にアイサイトXなどの上級機能を装備することを表す『EX』仕様を用意。基本グレードと『EX』仕様の価格差は約38万円となっている。
最もベーシックな『GT』でも、運転支援のツーリングアシストまでカバーするアイサイトは標準装備される。上位グレードと比べると内外装の加飾がシンプルに仕立てられていることと、ナビがオプションとなることを納得できれば、『GT』でも現行レヴォーグの素性の良さは十分に楽しめる。
むしろレヴォーグ選びで重視したいのは、アイサイトXとナビ機能付11.6型センターディスプレイが標準装備となる『EX』を選ぶべきか? という問題だ。
標準モデルと『EX』モデルとの価格差は約38万円ほどと、なかなか踏ん切りがつかない価格差に思えるが、標準モデルはナビが別売り(ディーラーオプションで用意される純正ビルトインタイプのナビは30万円前後)ということを考えると、標準装備としてナビを含めた最先端のインフォテインメント機能が付くEXモデルは、むしろお得ともいえるだろう。
ちなみに高速渋滞時の運転支援機能が大幅に強化されるアイサイトXは、現行レヴォーグの目玉の機能だが、全グレードに標準装着されるアイサイトの基本性能もかなり優秀だ。
高速道路で操舵支援を行うツーリングアシストの制御も申し分ないので、ハンズオフ走行まではいらないというならば、アイサイトXにこだわる必要はないだろう。
予算重視ならば『GT EX』(348万7000円)がオススメだが、走りにこだわるユーザーならば、最上位グレードの『STI Sport EX』(409万2000円)という選択もアリだ。
『STI Sport』は内外装をSTI風に仕立てただけではなく、電子制御サスペンション+ドライブモードセレクトという最先端の制御機能も組み合わされる。
バネサス仕様のレヴォーグと乗り比べると減衰力の制御が巧みで、乗り心地がかなり違う。ひとクラス上といっても良いほどの差があるので、スポーツ走行は好まないというユーザーであっても、『STI Sport』の試乗をオススメしたい。
スバル・レヴォーグ『GX EX』主要諸元
■全長×全幅×全高:4755mm×1795mm×1500mm
■ホイールベース:2670mm
■車両重量:1550kg
■パワーユニット:1795cc 水平対向4気筒ターボ(177ps/300Nm)
■トランスミッション:リニアトロニック
■WLTCモード燃料消費率 (総合モード):13.7km/L
■タイヤ:215/50R17
■車両価格:348万7000円
スバル・レヴォーグ『STI Sport EX』主要諸元
■全長×全幅×全高:4755mm×1795mm×1500mm
■ホイールベース:2670mm
■車両重量:1580kg
■パワーユニット:1795cc 水平対向4気筒ターボ(177ps/300Nm)
■トランスミッション:リニアトロニック
■WLTCモード燃料消費率 (総合モード):13.6km/L
■タイヤ:225/45R18
■車両価格:409万2000円