更新日: 2021.04.07 11:55
【市販車情報】電化製品の対応力アップで移動オフィスを実現!最新キャンピングカーを紹介
■レクビィ/ホビクル オーバーランダーIV
定番ハイエースのキャンパー仕様をミリタリー調にコンバージョン
愛知県でキャンピングカーの製造販売を行うレクヴィの人気シリーズ『ホビクル オーバーランダー』の最新モデル。コンセプトは“自由を転がせ!”で、ミリタリー調に仕立てた内外装が特徴。
高さの異なる3段レールと2種類のマットを組み合わせる独自のマルチベッドシステムを採用しているため、キャビンのアレンジ性も高く、ベッドを格納すれば十分なスペースを確保できる。床面もフラットで幅広なスペースが出現するので、自転車やアウトドアツールなどの長尺物もスマートに収納できる。高機能なキャンピングカーとして魅力的だ。
■トイファクトリー/HACO×HACO
専用のシェルフユニットでハイエースを自分好みに楽しむ
トイファクトリーが提案するモビリティユニット『HACO×HACO』は、ハイエースに簡単に脱着できる専用シェルフユニットを組み合わせることで、理想のキャンピングカーがつくれる新発想の室内系カスタムだ。
ハイエースのラゲッジルーム側面に固定されるベースボードの取り付けはプロの施工が必要だが、ユニットの組み立てや配置は自分で行うことができるため、キャビン設計の自由度は高い。
造りも頑丈なので、オリジナル性を重視するユーザーにオススメだ。今回は移動事務所仕様と移動販売車仕様が展示されていたが、シェルフユニットは簡単に外せるので、ベッドマットやフロアマット、シンクユニットや市販のポータブル電源を組み込めば、本格的なキャンピングカーに早変わりする。
■Van Revo/ミニバン レヴォリューション エムアール
ミドル系ミニバンを本格キャンパーにカスタマイズ
5ナンバーサイズのトヨタ・エスクァイアをキャンピング仕様に架装した1台。ハイエースと比べるとキャビンは小さいが、フルフラットベッドやシンクキャビネット、サブバッテリーや電子レンジなど、バンコンに求められる多くの機能も盛り込まれている。ベース車両は、トヨタ・ノア/ヴォクシー/エスクァイアの三兄弟の他にも、ニッサン・セレナも仕立てることもできる。
■ナッツ/クレア エボリューション 5.3X
高機能バッテリーシステム搭載の人気キャブコンの最新型
ナッツが手がけるキャブコンの『クレア』は、余裕たっぷりの居住空間と使いやすいダイニングを備える。さらにキャビン後部には、セミダブルサイズのベッドスペースが設けられるなど、快適な旅ができるキャンピングカーとして人気が高い。
電力マネジメント機能も充実しており、約4時間の走行でリチウムイオンバッテリー(100Ah×4個)が満充電できるほか、車載エアコンの連続使用にも対応するなど、トップクラスの技術が用いられている。老舗ビルダーらしいこだわりが注がれたモデルだ。
■インディアナRV/エメロード406 Vエディションプレミアム
日本の道路事情に合わせて設計された高機能トレーラー
インディアナRVのエメロード406は、全長5510mm、全幅2100mmのトレーラーだ。車両重量は750kgのため、けん引免許も不要。なお、車両重量が軽いため、一般的なSUVやミニバンでもけん引することができるそうだ。車体側の工夫も見所で、日本の左側走行に合わせて車体左側に出入り口ドアを配置する。
トレーラーで、この仕様はなかなか珍しいもの。ボディの断熱材には『XPS』と呼ばれる北欧素材を用いるなど贅沢な内容となっている。
■岡モータース/ミニチュアクルーズ 遍路
和のテイストを盛り込んだお遍路さん仕様の軽キャンパー
岡モータースの『ミニチュアクルーズ』は、2016年にグッドデザイン賞を受賞するなど、機能とデザインの両面で高い評価を受けている軽キャンパーモデルだ。今回の『ミニチュアクルーズ 遍路』は、丸障子や畳調のレザー地を内装意匠に組み込むことで、和のテイストを強調した特別仕立て。大人2名が快適に寝ることができて、くつろぎの空間を巧みに演出している。