また、寸法面からも機能面からもステーションワゴンの精神を念頭に設計されたというラゲッジは、フラットなフロア、広く機能的な開口部、低い乗り込み口、フラットな側面などにより、容量545L、リヤシートを倒すと最大1640Lの広い積載量を実現。
テールゲートと連動したラゲッジロールアップは荷物の積み込みを容易にし、電動テールゲートにはハンズフリー機能が備わるため、両手が塞がった状態でも開閉することが可能となっている。
フロントガラスに映し出されるフルカラーの大型ヘッドアップディスプレイには、AR(拡張現実)への第一歩となる没入型テクノロジーとして、拡張ヘッドアップディスプレイを採用。速度から電話やナビゲーションまで、欲しい情報を得るために道路から目を離す必要がなくなる上、12インチのHDタッチスクリーンはタブレットのようなインターフェースを採用することで、自然で効率的かつ使いやすい音声認識機能も併せてまったくあたらしいインフォテインメント・インターフェースとされた。
さらに現行法に準拠した半自律走行レベル2に相当するアダプティブ・クルーズ・コントロールとストップ&ゴーを組み合わせた“ハイウェイ・ドライバー・アシスト”や“レーン・キーピング・アシスト”も実装。
その他にも、ロングレンジブラインドスポットディテクション、バック時の危険を検知するリアクロストラフィックアラート、タッチスクリーンタブレットに外部環境を表示して操作を容易にするトップ360ビジョン、キーを持ったドライバーがクルマに近づいたり離れたりした際に、自動的にドアをロック/アンロックするプロキシミティハンズフリーアクセス&スタートなど、日常生活をより快適にする多くの機能を備えている。
この『C5 X』にはガソリンエンジン仕様と、225PSを発生しZEVモードで最長50km以上、最高速度135km/hまでカバーするプラグインハイブリッド仕様が用意され、欧州では2021年後半に発売が開始される予定。日本市場導入の時期、仕様は追ってアナウンスされる見込みだ。


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