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投稿日: 2021.04.19 16:07
更新日: 2021.04.19 16:15

トヨタ、新EVシリーズ『TOYOTA bZ』を世界初公開。2025年までにシリーズ7車種を展開


クルマ | トヨタ、新EVシリーズ『TOYOTA bZ』を世界初公開。2025年までにシリーズ7車種を展開

2021年4月19日
プレスリリース

トヨタ、電動車のフルラインアップ化の一環として新EVシリーズ『TOYOTA bZ(トヨタbZ)』を発表

-第一弾となるTOYOTA bZ4Xのコンセプト車両を中国・上海で初披露-
-2025年までにbZシリーズ7車種を含むEV15車種をグローバルで導入-

1. ホームプラネットの発想でSDGsに貢献。2050年カーボンニュートラル実現に向け地球規模でチャレンジ
2.「サステナブル(持続可能)な移動手段をプラクティカル(実用的)に市場に投入する」考え方でCO2削減に実効ある「電動車のフルラインアップ化」を推進;2025年時点で電動車70車種程度
3.“電動車のフルラインアップ化”の一環で、2025年までにEV15車種、うち新EVシリーズ TOYOTA bZは7車種導入
4. 第一弾のTOYOTA bZ4Xは、株式会社SUBARUと共同開発、両社の強みを生かしたSUV、2022年年央までに順次グローバルで販売予定

 トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は4月19日、電動車のフルラインアップ化の一環として新EVシリーズ『TOYOTA bZ(トヨタ・ビーズィー)』を発表し、中国・上海モーターショーにて、シリーズ第一弾となる『TOYOTA bZ4X(トヨタ ビーズィーフォーエックス)』のコンセプト車両を初披露しました。

1. ホームプラネットの発想でSDGsに貢献。2050年カーボンニュートラル実現に向け、地球規模でチャレンジ

 2018年、トヨタは、自動車会社からモビリティカンパニーへのモデルチェンジを宣言しました。誰もが同じ地球上で生活をしているなか、“ホームプラネット”という視点で企業活動を推進し、安心して暮らすことができる地球を次の世代に受け継いでいく使命が私たちにはあります。
 
 こうしたなか、技術は人の幸せと健康に貢献するものでなければなりません。モノづくりで培った強みを活かし、CASEへの対応によるさらなる技術革新でクルマの可能性を拡げ、すべての人の移動を自由にするサービスの提供に向け取り組むとともに、これらの事業を通じてSDGsの達成に貢献したいと考えています。中でも、CASEの「E」、すなわち電動化を通じたCO2の排出量削減は地球規模の課題です。

トヨタbZ4Xコンセプト(エクステリア:リヤ)
トヨタbZ4Xコンセプト(エクステリア:リヤ)

 今、2050年のカーボンニュートラルを目指す宣言が世界各国で打ち出されています。自動車産業におけるカーボンニュートラル実現には、再生可能エネルギーや充電インフラなどのエネルギー政策と、購入補助金、サプライヤー支援、電池リサイクルシステムなどの産業政策の一体的な運用が必要不可欠であり、各国政府や業界団体などさまざまなステークホルダーと連携した取り組みが必要です。
 
 トヨタはグローバルに事業活動を展開する上で、各国政府と、こうした電動化推進に向けた環境整備について相談しながら、ライフサイクル全体でのCO2削減に資する電動化戦略を推進してまいります。また、渉外活動がパリ協定の長期目標に整合しているかどうかのレビューと情報開示を年内に実施するなど、より多くのステークホルダーの皆様にご理解いただけるよう充実した情報開示にも努めてまいります。

2. サステナブル(持続可能)な移動手段をプラクティカル(実用的)な形で提供。CO2削減のため電動車のフルラインアップ化を推進;2025年には70車種程度へ

 トヨタはこれまでもCO2排出量削減に取り組んできました。1993年には21世紀に地球に必要とされるクルマの姿を提案する“G21プロジェクト”を企画、その成果として1997年に、世界初の量産型ハイブリッドカー『プリウス』を導入しました。
 
 以降、「環境車は普及し、CO2削減に貢献してこそ初めて環境車としての意義がある」すなわちサステナブル(持続可能)な移動手段をプラクティカル(実用的)な形で提供するとの考えのもと、HV/PHV/EV/FCVという電動車のフルラインアップ化を推し進め、さまざまな選択肢を用意しています。

『トヨタbZ4X』はSUBARUとの共同開発によるSUVタイプのEVだ
『トヨタbZ4X』はSUBARUとの共同開発によるSUVタイプのEVだ

 
 各国・各地域で、お客様が要望される使用環境や航続距離、充電インフラの整備状況などが異なります。それぞれの事情に合わせ、お客様に「使いやすい、乗りたい」と感じて受け入れていただけるパワートレインをご提供し、その結果、CO2排出量が削減されるということが重要です。その電動化の実績は、以下のとおりです。

●電動車販売累計は1700万台超(1997年~2021年2月末現在)
●CO2排出抑制効果は累計約1億4000万トン(1997年~2020年末現在)
●2020年電動車のグローバル販売実績は、約195万台(トヨタ販売全体の23%、約4台に1台が電動車)
●2010年~2019年の間で、約22%のCO2を削減(グローバル新車平均)
●乗用車・商用車合わせHV45車種・PHV4車種・EV4車種・FCV2車種の計55車種の電動車をラインアップ(2020年末現在)

 今後もお客様のニーズにお応えできるよう、2025年までに70車種程度にラインアップを拡充していきます。

3. “電動車のフルラインアップ化”の一環として2025年までにEV15車種、新EVシリーズTOYOTA bZは、2025年までに7車種を導入


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