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  • ライズはオーディオレス仕様が標準となる。ディスプレイオーディオは純正オプションで用意される。
  • トヨタ C-HR
  • 標準仕様も十分にスポーティだが、GAZOO Racingの手がけた『GRスポーツ』は、さらにアクティブな性格の持ち主で、積極的に走りの質感向上に取り組んでいる。
  • C-HRはリヤエンドが絞り込まれた印象的なスタイリングを採用。SUVというよりもスペシャリティクーペと考えるのが正しい。
  • 黒を基調とするキャビンの仕立てはなかなか巧み。
  • 『GRスポーツ』には専用シートなどが奢られる。前席優先の設計のため、後席は若干手狭なのが難点。
  • 動力性能と燃費性能のバランスに優れる1.8リッターTHS IIハイブリッドは、現行のプリウスやカローラシリーズにも搭載されている。
  • C-HRは2020年の一部改良で、トヨタセーフティセンスの機能を強化。LTAや緊急時操舵支援機能を追加するなど、運転支援機能の充実が図られた。
  • トヨタ・ライズ
  • ライズはダイハツ主導で開発されたコンパクトSUV。車格としてはヤリスクロスのひとつ下に位置するモデル。ダイハツからはロッキーとして発売されている。
  • ライズのパワートレインは1.0リッター直3ターボだが、小気味よいフットワークと回せば回すほどパワーが盛り上がるエンジン特性により、見た目からは想像できない元気な走りを披露する。
  • 小さめのボディサイズの割りには、室内空間は広め。荷室も実用的な設計で、内装の仕立ても合格点。
  • 上級の『Z』のインテリアは満足度も高い。
  • 安全運転支援機能はダイハツが開発したスマートアシストを搭載する。ACCやライン制御型LKAは高速型で、ライズでは上級グレードのみに設定される(写真はダイハツ・ロッキー)。
  • トヨタ・ハリアー
  • 2013年に登場した3代目ハリアーは、レクサスRXとは別設計の国内専用車。豪華なキャビン空間と数々の上級装備を武器に大成功をおさめた。
  • 2020年に登場した4代目のメカニズムは、ほぼ現行のRAV4と同じ設計。サスチューンなどに独自の工夫が注がれているため、RAV4に比べハリアーの方はオンロード寄りに仕上げられている。
  • 『G』と『Z』で選択できるレザーパッケージ仕様には、上質な本革パワーシートやシートヒーターを追加。贅を凝らした仕様もハリアーならではの醍醐味。
  • 最もベーシック仕様の『S』(FF車)は、ファブリックシート&内外装の加飾がシンプルになるが、トヨタセーフティセンスやディスプレイオーディオは標準装着。車両価格は299万円と、コストパフォーマンスの良さはトヨタSUVの中でも際立つ。
  • 調光機能付きのパノラマルーフは『Z』に設定されるメーカーオプション装備。
  • トヨタ・ヤリスクロス
  • ヤリスクロスは2BOXのヤリスと比べると、ひと回りサイズアップ。プラスαの余裕は主に後席のスペース拡大に当てられている。快適性の高さもヤリスクロスの長所。
  • ヤリスクロスのプラットフォームはTNGA由来のGA-Bを採用。軽量高剛性を実現し、シャシー性能も大幅に向上している。
  • 幅広い速度域で良質な走りが楽しめるヤリスクロス。動力性能はハイブリッド車の方が高いが、最新ダイナミックフォースエンジンとダイレクトシフトCVTを組み合わせたガソリン車も魅力的。
  • 室内空間はこのクラスでは十分な広さを確保。内装はシンプルなデザインでまとめられている。
  • 荷室は後席格納時に便利に使える2段式の床面ボードを採用するなど、工夫を凝らしたユーティリティが与えられている。
  • 初代RAV4は1994年に登場。セリカのプラットフォームをベースにしたコンパクトSUVとして人気を博した。
  • 2005年に登場した3代目は、北米市場からの要求もあってボディサイズが大きく拡大した。「大きすぎる」という声が挙がったのは、この3代目からになる。
  • 4代目は世界戦略車として人気を確立したが、国内向けはハリアーの快進撃も影響してか、最後まで国内導入はされなかった。
  • 現行の5代目は、トヨタのミドルSUVを求めるニーズに応え、再導入された格好。大柄なボディはそのままだが、基本性能の高さもあって瞬く間にトヨタSUVを代表するモデルに名乗りを上げた。
  • SUVに求められる性能を高いレベルでクリア。ガソリン車の上級グレードには高度な4WD駆動制御を行うトルクベクタリングAWDを採用するなど、オフロード性能にも優れている。
  • ダッシュボードの中央にディスプレイオーディオを配置するオーソドックスなレイアウトを採用。
  • 室内はカジュアルな雰囲気でまとめられている。パネルやトリム類の質感は良好だ。
  • ガソリン車で選べる『アドベンチャー』は、トルクベクタリングAWDなどの上級機能を搭載。
  • RAV4のハイブリッド車を狙うならば、バッテリーが大幅に強化されたRAV4 PHVも視野に入れたい。価格は少々高くなるが、得られる性能を考えれば悪くない選択だ。
  • 全車種“勝ち組”のトヨタSUVを深掘り!販売上位独占の理由は?【市販車情報】
  • スマートフォンを接続することで様々な機能に対応するディスプレイオーディオも採用。オプションで独立タイプのナビやテレビにも対応する。
  • 2016年に登場したC-HR以降のトヨタSUVは、TNGAの流れを汲む新世代プラットフォームを採用。車格に合わせてプラットフォームの大きさは異なるが、いずれもシャシー性能が向上したことで、走りの質感は大きく高まっている。
  • 熱効率に優れるダイナミックフォースエンジンを幅広いモデルに展開するなど、ガソリン車の性能向上も意欲的。ヤリスクロスには1.5リッター3気筒、RAV4とハリアーには2.0リッター4気筒を搭載するが、ともに動力性能と燃費性能のバランスが秀でている。
  • トヨタセーフティセンスは多くのモデルに標準装着。ステアリング操舵制御まで対応するLTAも備わるなど、機能面も申し分がない。
  • THS IIハイブリッドはエンジン排気量別に数タイプを展開。いずれも燃費性能に優れているが、RAV4とハリアーに展開する2.5リッター仕様は、力強さにも定評がある高性能ハイブリッドだ。