投稿日: 2021.05.11 11:53
更新日: 2021.05.17 12:12

モータースポーツの技術を駆使したMOTULの日本向けエンジンオイル、新『J-01シリーズ』発売

MOTUL Japanプレスリリース

2021年5月10日
プレスリリース

Motul自動車用オイル『J-01シリーズ』最新規格に適合するアップグレード商品新発売のご案内

～コンセプトは“キープクリーン”。シリーズ史上最高の性能を発揮するエンジンオイル～

　フランス・MOTUL（モチュール）社製モーターオイルの日本総輸入販売元である、MOTULJapan株式会社（代表取締役リオネル・ダンティアック）は、独自のベースオイル技術を採用した100％化学合成ベースの4輪専用エンジンオイル『J-01シリーズ』の、最新規格に適合したラインナップとしてアップグレードした、新J-01シリーズを2021年4月より順次発売開始したことをお知らせいたします。

■新J-01シリーズ発売の経緯

　2020年5月、エンジンオイルの性能や品質を示す規格が10年ぶりに改定。新規格のAPI SPおよびILSAC GF-6が施行され、エンジンオイルにも省燃費性や異常燃焼の防止性、摩耗防止性などへの寄与が求められるようになりました。

　アップグレードしたJ-01シリーズは、これまでの“あらゆる車種や乗り方に合わせたエンジンオイルとして設計“というコンセプトは維持しつつ、新たに“キープクリーン”をコンセプトに加え、エンジンオイルに求められる環境の変化に対応した最新規格に適合するエンジンオイルラインナップとして展開します。

■J-01シリーズとは

　MOTULの最新テクノロジーをフィードバックし、独自のベースオイル技術が採用された100％化学合成ベースの4輪専用エンジンオイルです。清浄性、エンジン保護性、省燃費性の3つを強みとし、大切なクルマをいつまでも良いコンディションで維持するために、あらゆる車種や乗り方に合わせて設計されています。

■新J-01シリーズ特徴

　3つの強みをさらに改善。また、省燃費性を強化しながらも、エンジン保護性能をおろそかにすることなく、モータースポーツを通じてMOTULが長年培ってきた技術を駆使して、その強化を図っています。最新規格に適合しているため、従来品にはなかったLSPI（低回転域での異常燃焼状態）防止性、タイミングチェーン摩耗防止性といった新しい性能も有しています。

1．従来品に比べ、清浄性が向上（34％改善）
2．従来品に比べ、酸化安定性が向上（40％改善）
3．従来品に比べ、省燃費性が向上（110％改善）
4．省燃費性を強化しながらも、エンジン保護性能も向上（50％改善）
5．LSPI（低回転域での異常燃焼状態）防止性、タイミングチェーン摩耗防止性といった新しい性能も保有

1．清浄性が向上
　APIのエンジン試験のひとつである、高温酸化安定性を評価するシーケンスIII試験後の、ピストンアンダークラウン（ピストン裏側）の評点を比較。
　
　数値が大きいほど清浄性が良好と判断されます。新旧商品比較では、従来品に対し、34％の改善が見られました。