更新日: 2021.06.10 15:43
トヨタが新型『ランドクルーザー』を世界初公開。生誕70周年迎える2021年夏以降発売へ
2021年6月10日
プレスリリース
新型ランドクルーザーを世界初公開
1. 1951年の誕生以来、人々の安全・安心を支えるクルマとしてお客様に選ばれ続けてきたトヨタを象徴する一台
●世界170の国と地域で累計約1040万台、年間30万台以上を販売
●「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」とのお客様のご評価にお応えし続けるため、信頼性・耐久性・悪路走破性を鍛え、進化し続けてきた唯一無二の存在
2. フラッグシップモデルであるステーションワゴン型のランドクルーザーを、今回フルモデルチェンジ
ランドクルーザー生誕70周年となる今年、長年にわたる技術の積み重ねと、最新技術の融合により素性を刷新し、2021年夏以降世界各地で発売予定
TOYOTAは、新型ランドクルーザーを、世界初公開(中東地域を中心にオンライン公開)しました。
1. 70年にわたり、人々に安全・安心をお届けしてきた、トヨタの歴史を象徴するクルマ
ランドクルーザーは1951年8月、強力なエンジンを備えた4輪駆動車、TOYOTA BJ型として誕生しました。このクルマは自動車として初めて富士山6合目までの登山に成功するなど、厳しい環境で高い走破性を発揮し、その実績も踏まえ、全国各地でパトロールカーとして採用されるようになりました。
こうして、「お客様をはじめ、このクルマに関わるさまざまな人々に安全と安心をお届けすることが目標」という、モビリティカンパニーへの礎ともいえる70年にわたって続く伝統がスタートしました。
以降、累計約1040万台、年間30万台以上*1のランドクルーザーを、世界170の国と地域のお客様にご愛用いただいています。そうしたお客様のために、ランドクルーザーが守り続けている本質が「信頼性・耐久性・悪路走破性」です。
●「ランドクルーザーがあるからこそ行き来できる場所で人々の暮らしを支える、必要不可欠な道具」として
●「人道支援や災害派遣などで人の命を支える存在」として
●「ランドクルーザーだからこそ提供できる体験を通じて、より豊かな人生を支える存在」として
このような用途と、「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」というお客様のランドクルーザーへのご評価にお応えし続けるため、トヨタは、世界中のお客様の使用実態に基づき、随時、開発・評価の基準をより厳しい方向に定めていくことで、ランドクルーザーを鍛え、進化させてきました。
*1 2020年末時点、累計販売台数、年間販売台数ともLEXUS LX、GXを含む数値
2. ランドクルーザーのフラッグシップとして最新技術を導入しつつ、クルマとしての進化を
今回フルモデルチェンジした新型ランドクルーザー(“300”シリーズ)は、2007年に登場した“200”シリーズの後継となるステーションワゴンタイプのクルマで、代々ランドクルーザー・シリーズのフラッグシップとして最新技術を導入しながら、クルマとしての進化の道を切り開いてきたモデルです。
新型ランドクルーザー開発の狙いは、以下のとおりです。
(1)ランドクルーザーの本質である「信頼性・耐久性・悪路走破性」は、進化させつつ継承する
(2)世界中のどんな道でも運転しやすく、疲れにくい走りを実現する
これらを念頭に、ランドクルーザーの本質を守る礎であるフレーム構造は踏襲しながらも、TNGAに基づく新GA-Fプラットフォームを採用。更に軽量化・低重心化、新パワートレーンの採用、内外装のデザインを含めて、長年にわたる技術の積み重ねと最新技術を融合することで、素性の刷新を図りました。