デザインは、スポーティさを前面に打ち出す、大胆でアグレッシブなスタイリングに進化。ヘキサゴングリルを起点とした立体的で彫りの深い造形と、ワイド・アンド・ローを強調するフロントバンパーのデザインや、力強く張り出したフェンダーによって躍動感が表現された。
また、フロントとリヤフェンダーのスポーツサイドガーニッシュ、サイドシルスポイラーなどに空気の流れを整える空力テクスチャーが装備された他、フロントフェンダー後部とリヤバンパー後部にはエアアウトレットが設けられ、パフォーマンスカーならではのデザインとコーナリング時や高速走行時の操縦安定性の両立が図られている。
インテリアはブラック基調にレッドステッチを配し、新型WRXのアグレッシブでスポーティなパフォーマンスを表現。インストルメントパネル中央にはさまざまな機能を集約した大型センターインフォメーションディスプレイが奢られた。また、一部グレードにはレカロ社と共同開発した新設計・新デザインのRECAROシートが採用されている。
運転支援システムではSubaru Performance Transmission搭載車に、より画角が広がった新世代アイサイトを標準装備。従来型では先行車を捕捉できなかった急なカーブでも追従走行を継続する他、割り込み車両もより早いタイミングで認識できるようになった。また、電動ブレーキブースターを組み合わせることで、プリクラッシュブレーキの作動領域がさらに拡大した。
この他、新型WRXでは前後席のショルダールームを拡大させるとともに、ホイールベースに合わせて後席空間を大幅に拡張するなど、後席乗員も快適に過ごせる空間を提供する進化を果たしている。








