これら変更に合わせてインテリアのアップデートも施され、ステアリングホイールが最新世代へとアップデート。リムには静電容量式センサーを備えたパッドを採用することで、ステアリングホイールにかかるトルクがなくとも、ドライバーがステアリングホイールを握っていることが認識され、ディスタンスアシスト・ディストロニックの使い勝手を向上させた。
そのほか、全モデルでヘッドアップディスプレイを標準化し、各種ヒーターやパフュームアトマイザー、シート設定、照明、音楽等のシステムを統合制御しつつ、高度なアルゴリズムに基づき走行時間やドライバーのストレスレベルや睡眠の質などの個人データを加味し、運転手をサポートするモードを提案する“エナジャイジングパッケージ”も初設定。さらに450 4MATICスポーツとCLS53では、ドアクロージングサポーターが標準装備に追加されている。
この進化型『CLS』登場を記念し、世界限定300台の特別仕様車『メルセデスAMG CLS53 4MATIC+ Edition1』も設定され、特別色のカシミアホワイトマグノ(限定30台)とセレナイトグレー(限定20台)を用意。いずれもマットブラックペイントの20インチAMG5ツインスポークアルミホイールを装着し、外装ではラジエーターグリル、リアエンドのスリーポインテッドスターとモデル名バッジを専用のダーククローム仕上げに、内装ではカーボンインテリアトリムが採用されている。
各グレードごとにインテリアカラーにも新色が追加され、標準モデルにはネバグレー/マグマグレー、シエナブラウン/ブラックを含む6色から、AMGモデルのCLS53ではこちらも新色のブラック/シルバーグレーパ―ルの5色から選択可能となり、価格は918万~1441万円(税込)に。そして特別仕様車の『メルセデスAMG CLS53 4MATIC+ Edition1』は1599万円となっている。


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