そのOLEDの特徴でもある紙のように薄い特性を活かし、そのディスプレイを最適な状態で視認できるよう湾曲させて搭載している。
このマルチビジョンを活用し、GMジャパンが株式会社ゼンリンデータコムと共同開発した完全通信車載ナビ『クラウドストリーミングナビ』を標準装備し、トンネルなどGPSで測位できない環境でも自律航法が可能に。最新の地図をつねにストリーミングし、データ更新の煩わしさから開放されるとともに、4台の外部カメラで撮影した車両周辺の状況を解像度2メガピクセルのバードアイビューで表示する“サラウンドビジョン”なども装備した。
プラチナムとスポーツの2グレード構成となる『キャデラック・エスカレード』は、今回の一部仕様変更によりプラチナムのエクステリアカラーに新色を導入。エクステリアカラー2色を入れ替え、ダークモカメタリックとシャドーメタリックに代わり、ギャラクティックグレーメタリック、マホガニーメタリックを追加した全5色展開とされた。
また、ヘッドランプや空調等の装備も変更を受け、マトリックスLEDヘッドランプおよびアダプティブフォワードライティングヘッドランプを採用。また空調システムは、イオナイザーから高性能エアフィルターに変更を受けている。
一方、その弟分的存在となる『キャデラックXT5』と『キャデラックXT6』では、世界的な半導体不足による装備削減のため、一部仕様および価格が改定され『XT5』が686万~795万円(税込)、『XT6』が895万円(税込)に。『キャデラック・エスカレード』は1555万~1595万円(税込)となっている。


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