更新日: 2022.07.14 16:43
ボルボ、主力の『XC40/60/90』シリーズで、2グレード構成を基本とする新ラインアップを導入
これにより、最多量販モデルの『XC40』では、導入済みのツインモーター仕様とシングルモーター仕様が選択できるピュア・エレクトリック(電気自動車)モデルと合わせ、合計4種類の動力源が用意された。
そのほか、PHEVの全車にはアクセルペダルのコントロールだけで、加速と減速を直感的かつシームレスに制御できる“ワンペダル・ドライブ機能”が装備され、ストップ・アンド・ゴーが繰り返される都市部の交通環境において、より快適に車速の調整が可能に。
アクセルを離した瞬間に制動が開始することで、緊急時における制動距離短縮にもつながり、ブレーキ作動で発生する制動エネルギーを積極的に回生し、バッテリーに蓄電することで燃費向上にも寄与する。
さらにGoogle搭載の新インフォテイメントシステムにより、ドライバーディスプレイ(メーターパネル)と連携するGoogleマップによるナビゲーションや、Googleアシスタントによる音声操作、さらに各種アプリケーションが利用可能に。また、緊急通報サービスならびに故障通報サービスなどと連携する“Volvo Cars app(テレマティクス・サービス/ボルボ・カーズ・アプリ)”が、ラインアップ全車で利用可能となっている。
この仕様変更で、前輪駆動の上級モデル“アルティメットB4”を導入した『S60/V60』はリヤバンパーやアルミホイールのデザインを一新するなど、各車とも細部のブラッシュアップも図られ、主要モデルの価格は『XC40』が459万〜679万円、『XC60』が669万~969万円、そして『S60/V60』が539万~859万円(すべて税込)となっている。