クリスタルホワイトのナッパレザーシートと同レザールーフライナー、そしてハイグロスブラックのフローイングラインピアノラッカーウッドインテリアトリムをあしらった室内では、すべてのシートにリラクゼーション機能が標準装備となり、バックレストには身体に圧力を加えるポイントが10箇所設定され、シートヒーターとの組み合わせで温めながら押圧を行うことも可能に。
左右の後席の間には専用シャンパングラスの収納部と、750ccのシャンパンボトル3本が入る大型のクーリングボックスを装備し、センターコンソールのカップホルダーには温度調整機能も搭載。アームレスト前方には快適機能のすべてを操作できる7インチ画面の“MBUXリヤタブレット”も装備し、ノイズ軽減タイヤや遮音ガラスを採用する室内で、高性能スピーカー26個と24チャンネルアンプ、合計出力1610Wのシステムによる様々なコンテンツを楽しむこともできる。
これら贅を尽くした空間を支える足元には、エアマティックのシステムをベースに4輪それぞれに48V対応のアクチェーターを追加し、スプリングレートとダンパーの減衰力を個別制御する“Eアクティブ・ボディ・コントロール”を採用。ステレオカメラで前方の路面のアンジュレーションをモニターし、あらかじめダンパーの減衰力を演算して準備する“ロードサーフェススキャン”の機能も備える。
そして3982ccのV型8気筒ツインターボの“M177”に48V電気システムとISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を組み合わせた心臓部は、システム最高出力558PS(410kW)、最大トルク730Nmを発生。また、ISGにより瞬間的に22PS(16kW)と250Nmのブースト効果を得ることも可能となる。
その上、ダイナミックセレクトで“コンフォート”を選択した場合、エンジン回転数が800〜3250rpmの領域で4つのシリンダーを休止し、高効率化、省燃費化を徹底。振り子型ダンパーを備えることで、4気筒で発生する2次振動なども低減し、優雅な空間にふさわしい動力性能を備える。
対話型インフォテインメントのMBUXを筆頭に、テレマティクスサービスの“メルセデス・ミー・コネクト”や最新の安全運転支援機能(ADAS)となるインテリジェントドライブも完備し、国内限定31台は左ハンドル仕様のみで3570万円(税込)に。同じく、2021年7月の導入以降、部品供給不足等の事由により一時受注を休止していたベースモデルの『メルセデス・マイバッハGLS600 4MATIC(ISG搭載モデル)』も注文受付が再開され、こちらも左ハンドル仕様のみで2827万円(税込)となっている。


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