autosport web

■新型クラウン クロスオーバーのグレード解説&購入ガイド

■車両価格:435万円〜640万円

 新型クラウン・クロスオーバーのグレードは、2.5リッターのハイブリッド車を5タイプ(X、G系)、2.4リッターターボハイブリッド車を2タイプ(RS系)で、合計7つで構成される。全車リヤ側にも駆動モーターが配置される4WD車のみとなる。

 最上級モデルのため、どのグレードも装備の充実度は十分以上。トヨタセーフティセンスやDSRなどは全グレードに装着されている。グレード同士の違いが出るのは、内装やシート仕様と、安全運転支援装備や利便装備の上級機能の設定。

トヨタセーフティセンスやアドバンスパークなど、最新の機能装備も抜かりなく充実。このあたりもクラウンらしい美点。
トヨタセーフティセンスやアドバンスパークなど、最新の機能装備も抜かりなく充実。このあたりもクラウンらしい美点。

 “G”(475万円)もしくは“RS”(605万円)の標準仕様系でも上級車らしい雰囲気が楽しめるが、カラーヘッドアップディスプレイやデジタルキーなどの先進装備も欲しいならば、ひとつ上の“Advanced系”を選択することをおススメする。

 なお先代クラウンは、2.0リッターターボ車と2.5リッターハイブリッド車に加えて、V6 エンジンを搭載する3.5リッターハイブリッド車も選べたため、車両価格が700万円を超えるグレードも存在していた。

 しかし、新型クラウン・クロスオーバーのなかで最も高いグレードはRS“Advanced”で、車両価格は640万円。一番の売れ線と目されるG“Advanced”でも車両価格510万円。最新メカニズムと装備がふんだんに盛り込まれている割りには、車両価格はかなり戦略的に設定されているといえるだろう。

 ちなみにAdvanced系以外のグレードの生産開始は、2023年1月とアナウンスされているので、現段階で注文したとしても納期は相当遅くなってしまう。トヨタのディーラーで試乗車が用意されるのは、2022年秋頃が目処になっているようだ。

『クロスオーバー』は横から見るとセダンだが、大径タイヤ(225/45R21)の採用やモール部にクラッディングパネルが配置されるなど、SUVらしい演出が施されている。
『クロスオーバー』は横から見るとセダンだが、大径タイヤ(225/45R21)の採用やモール部にクラッディングパネルが配置されるなど、SUVらしい演出が施されている。
ダッシュボード中央にモニターを配置する、落ち着いた雰囲気を持つキャビンは、全体的に質感の高さが感じられるつくり。内装色はブラック系とベージュ系を中心に4つの仕様を用意。
ダッシュボード中央にモニターを配置する、落ち着いた雰囲気を持つキャビンは、全体的に質感の高さが感じられるつくり。内装色はブラック系とベージュ系を中心に4つの仕様を用意。
左から、クロスオーバー、スポーツ、セダン、エステート。いずれも「クラウン」の名を冠して世界の主要市場においてグローバル展開されることになる。国内ではクロスオーバーは今秋にデリバリーが開始され、残りの3台も2023年中の発売が予定されている。
左から、クロスオーバー、スポーツ、セダン、エステート。いずれも「クラウン」の名を冠して世界の主要市場においてグローバル展開されることになる。国内ではクロスオーバーは今秋にデリバリーが開始され、残りの3台も2023年中の発売が予定されている。

本日のレースクイーン

荏崎ろあえざきろあ
2025年 / オートサロン
SenseBrand
  • auto sport ch by autosport web

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

    もっと見る
  • auto sport

    auto sport 2025年4月号 No.1606

    [検証]F1史上最大の番狂わせ
    ハミルトン×フェラーリ
    成功の確率

    詳細を見る