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  • 新型クラウン・セダンは全長5030mm、全幅1890mm、全高1470mm。新型クラウン・クロスオーバーと同じくリヤを絞り込む流麗なスタイリングを採用している。セダンの方がホイールベースが長い分だけ後席の居住性を重視した設計になることが予想できる。パワートレインの設定を含めて、今後の動向が気になる存在だ。
  • トヨタ新型クラウン
  • 新型クラウンは左右のヘッドライトにバーライトで繋げ、大きく口を広げた開口部を配置している。従来までの堂々としたクラウンのイメージとは異なる、未来的なフロントフェイスを獲得している。
  • 『クロスオーバー』は横から見るとセダンだが、大径タイヤ(225/45R21)の採用やモール部にクラッディングパネルが配置されるなど、SUVらしい演出が施されている。
  • パワートレインは、THS IIを用いる2.5リッターのハイブリッドと、ターボエンジンにeAxleが組み合わされる2.4リッターターボのデュアルブーストハイブリッドのふたつを設定。共にリヤに駆動モーターを配置する4WDモデルのみとなる。2.5リッターのハイブリッドは、扱いやすさと燃費に優れた普及仕様という位置づけだ。
  • 2.4リッターのターボデュアルブーストハイブリッドは、ターボエンジンとフロントモーターを直結させるTHS Ⅱとは異なるメカニズムを採用。トランスミッションは6速ATを組み合わせる。よりレスポンスに富んだ挙動が楽しめる、スポーツタイプのハイブリッドといえるだろう。
  • ダッシュボード中央にモニターを配置する、落ち着いた雰囲気を持つキャビンは、全体的に質感の高さが感じられるつくり。内装色はブラック系とベージュ系を中心に4つの仕様を用意。
  • トヨタ新型クラウン
  • トヨタ・カムリやレクサスESに採用されているGA-Kプラットフォームを最適化。ボディにLSW(レーザースクリューウェルディング)構造や構造用接着剤を用いることで高剛性ボディに仕上げている。
  • トヨタセーフティセンスやアドバンスパークなど、最新の機能装備も抜かりなく充実。このあたりもクラウンらしい美点。
  • 左から、クロスオーバー、スポーツ、セダン、エステート。いずれも「クラウン」の名を冠して世界の主要市場においてグローバル展開されることになる。国内ではクロスオーバーは今秋にデリバリーが開始され、残りの3台も2023年中の発売が予定されている。
  • 新型クラウン・スポーツは全長4710mm、全幅1880mm、全高1550mm。ボディサイズからして2列シートになるだろう。“スポーツ”に相応しい走りの魅力に富んだ1台に仕上げられるだろう。
  • 新型クラウン・エステートは全長4930mm、全幅1880mm、全高1620mm。全長とホイールベースは、新型クラウン・クロスオーバーと同サイズ。