更新日: 2023.03.07 16:11
ヒョンデ、コンパクトSUV『コナ』を世界初公開。BEVを中心にハイブリッド、ガソリン車も展開
2023年3月7日
プレスリリース
Upscaled Multiplayer、All-new KONAが航続距離の延長と進化した機能でヒョンデの電動化ビジョンを加速
・All-new KONAは、ヒョンデのIONIQ電動化ビジョンを加速するKONA Electricを中心にB-SUVセグメントでもっとも充実した商品パッケージを提供
・All-new KONA Electricは、欧州仕様ではロングレンジ65.4kWhバッテリーを搭載し、クラストップレベルの航続距離490km(WLTP推定値)を達成
・OTA(Over-the-Air)ソフトウェアアップデートにより、オーナーは最新のソフトウェアで車両のメンテナンスをより便利にできると同時にコストも削減できる。
・KONA Electricは、フランク、アクティブエアフラップ、V2Lアウトレット、ヘッドアップディスプレイ、i-PEDALドライビングモード、スマート回生システム、e-ASD(e-Active Sound Design)、およびその他の安全装備を搭載。
ソウル、2023年3月7日 –ヒョンデ・モーター・カンパニー は本日、デジタルワールドプレミアを開催し、先進的な安全性と利便性、クラストップレベルの航続距離を提供するオールエレクトリックモデル(EV)を筆頭にした、B-SUV セグメントにおいてスケールアップしたマルチプレイヤーとなる、All-new KONAを発表しました。
All-new KONAは、B-SUVセグメントにおいて、もっとも幅広いパワートレインともっとも充実した商品パッケージを提供する車種のひとつです。EV(スタンダードまたはロングレンジ)、ハイブリッドエレクトリック(HEV)、内燃機関(ICE)の各バリエーションに加え、スポーティなNラインの選択肢をお客様に提供します。
ヒョンデ・モーターは、同社が2022年3月に発表した、2030年までに新型の電気自動車(EV)を11車種発表するという電動化加速戦略に合わせ、All-new KONAについてはEVを先に開発するという従来とは違う手法をとりました。
「KONA Electricは、当社のIONIQモデルとともに、ヒョンデのEVにおけるリーダーシップを強化する上で大きな役割を果たすと期待しています。この新しいモデルは、初代KONA Electricに対する素晴らしい評価を基に、数多くの優れた機能で競合をリードするように設計されています」と、ヒョンデ・モーター・カンパニーの社長兼最高経営責任者である張在勲(チャン・ジェフン)は述べています。
さらに、「ヒョンデは、EV革命を単なる最新のトレンドとみなしていません。EV革命は、業界だけでなく、社会にとっても重要な役割を果たすと信じています。私たちのEVのような環境に優しいモビリティソリューションの実現を通じて、クリーンモビリティへの移行を加速し、人類のための進歩をもたらすことができればと思います」と加えました。
All-new KONAは、頑丈でダイナミックなデザインとアップスケールされたディメンションを持ちながらも、個性的なキャラクターは維持しつつ、あらゆる世代のお客様のアクティブなライフスタイルをサポートします。同時に、コネクテッド技術を備え、安全で快適な体験を提供する新しいテクノロジーや便利な機能を備えています。12.3インチのデュアルパノラミックディスプレイスクリーン、Digital Key 2 Touchを装備し、OTA(Over-the-Air)、Connected Car Navigation Cockpit(ccNC)などをアップデートしました。
KONA Electricは、B-SUVセグメントにおいてクラストップレベルの航続距離(AER、all-electric range)を実現します(WLTP推定490km※1)。また、EV特有のデザイン要素として、フランク、アクティブエアフラップ、室外・室内V2Lアウトレット、ヘッドアップディスプレイ(HUD)※2、i-PEDALドライビングモード、スマート回生システム、e-ASD(e-Active Sound Design)、エコパッケージが装備されています。
※1 EU仕様基準
※2 北米マーケットでは提供しません。
All-new KONAは、先進運転支援システム(ADAS)のヒョンデ・スマートセンスと、レベル2の自律走行、前方衝突回避アシスト(FCA)、ブラインドスポットビューモニター(BVM)、遠隔スマートパーキングアシスト(RSPA)、ドライバーステータスモニター(DSM)などの安全装備を新たに搭載しています。
新型KONAは、先代KONAと比較して、ディメンションを拡大した独特のプロポーションとなっています。EVモデルをベースに、全長は2017年の先代より175mm長い4355mmとなり、ホイールベースは60mm長い2660mmとしました。全幅は25mm広い1825mm、全高は20mm高い1575mmとなります。
* 車両の仕様および機能は国/地域によって異なり、予告なく変更されることがあります。
■頑丈でダイナミックな印象を与える、EV先行型のエクステリアデザイン
All-new KONAは、従来のICE-to-EVの開発プロセスから脱却し、EV-to-ICEのプロセスを踏んだ結果、SUVの純粋なボリューム感を強調し、頑丈でダイナミックな印象を与えるEV-centricな未来的エクステリアとなりました。
空気抵抗係数がわずか0.27の新型KONA は、スタイルを犠牲にすることなく空力性能に優れています。空力特性に優れたノーズとテールゲートの間には、ホイールアーチアーマーとパラメトリックサーフェスが彫り込まれ、純粋なボリュームに個性を加えています。ベルトラインとハイマウントストップランプ(HMSL)内蔵のリヤスポイラーをつなぐダイナミックなクロームライン。EVでは、ピクセル化されたシームレスホライゾンランプとピクセルグラフィックが、ユニークな印象を与えています。外装色は、幅広い層のお客様のライフスタイルをイメージし、KONAのアイコニックなデザインをより際立たせる鮮やかな色調としています。
Nラインは、ブラックミラー、ウイング型スポイラー、ブラックルーフを採用し、フロントとリヤのデザインをより力強くして、低めの姿勢を強調するウイング型バンパー、ツインエグゾースト、シルバーサイドスカートを装備しています。※3
※3 Nライン仕様およびオプションの提供は、トリム、バリエーションおよび市場によって異なる場合があります。
■幅広いライフスタイルを対応するため、より広く、より多目的に使えるインテリアにデザイン
ヒョンデは、このモデルのスケールアップしたディメンションとEVに合わせたユニバーサルアーキテクチャに基づき、「リビングスペース」と呼ばれるより広いインテリアを設計し、幅広いライフスタイルに対応します。ドライバー中心の前列は、12.3インチのデュアルパノラミックディスプレイを内蔵したフローティングホリゾンタルCパッドによって強調され、KONAが持つハイテクな個性が強調されています。
また、シフトバイワイヤ式ギヤセレクターをセンターコンソールからステアリングホイール後方に移設し、オープンコンソールに収納スペースを確保しました。このレイアウトにより、KONAの室内空間はより広くなり、ドライバーや乗員にとって多目的で快適な空間となりました。
さらに、ステアリングホイール周辺にすべての操作系を配置し、回転式カップホルダーを備えたオープンコンソール収納を実現することで、この印象をより強調しています。アンビエントライトは、OTAアップデートによるメンテナンスと新機能の追加もサポートしています。
前列のリラクゼーションコンフォートシート(オプション)※4は、「無重力」の体圧分散に最適化され、運転後の疲労を軽減することができます。2列目の「カーブレスベンチシート」は、居住性を最大限に高め、メンテナンスも容易で、2段階ラッチで後席のリクライニングも可能です。
※4 欧州・オーストラリア市場向けのみ販売
完全に折り畳める2列目シートとリヤコンパートメントにより、最大466リットル※5(VDA方式)のカーゴスペースを確保し、積載の利便性を向上させることでお客様のニーズに高いレベルで対応します。トランクへのアクセスを向上させる便利でカスタマイズ可能なスマートパワーテールゲートにより、手荷物からショッピングバッグまで、あらゆるものの積み込みがこれまで以上に簡単になります。
※5 SAE方式では735リットル