SUVの盟主として君臨する英国ジャガー・ランドローバー社(JLR)のブランド『レンジローバー』に、4番目のラインとなるブランニューモデル、『RANGE ROVER VELAR(レンジローバー・ヴェラール)』が登場。その世界初披露イベントがロンドンにあるデザイン・ミュージアムで開催された。
この『レンジローバー・ヴェラール』は、ファミリーの『レンジローバー・イヴォーク』と『レンジローバー・スポーツ』の中間に位置する新型モデルとなり、車体骨格を兄弟ブランドであるジャガーの『F-Pace(F-ペイス)』と共有している。

その名称の由来は、かつて初代レンジローバーが登場する前夜の1960年代に開発中だったプロトタイプに命名されていたラテン語「(ヴェールで)覆う」を意味する「velare」から派生したもの。

ジャガーF-ペイス同様にフルアルミボディとなる車体は「ランドローバー史上最もスレンダーなボディ形状」とされ、フルマトリックス・レーザーLEDヘッドライトや、通常時はボディに格納され、操作時にのみ電動で出現するデプロイアブル・ドアハンドル、バーニッシュトコッパー色と呼ばれるブラウン系の塗装を施したフロントバンパー・ブレードとフェンダーベントなど、さまざまなアイコン的デザイン処理が施された。