これら機能を可視化するセンタースクリーンには、PHEV専用の“ハイブリッド”ページが追加され、エネルギーフローの確認、走行履歴の確認、充電設定やその予約が可能に。さらにバッテリーの充電レベルを上げる“e-Saveモード”のボタンや、ブレーキングと回生からエネルギーを回収する“バッテリー節約”モード、エンジンを使用して設定した目標レベル(40%+、60%+、80%+)まで充電を行う“バッテリー充電”モードの切り替えも可能とする。
こうしてアルファらしいスポーティさを兼ね備えた電動モデルには、同じく“らしい”遊び心も備えられ、チャージポート側のリヤドアガラスには、エレクトロ・ビショーネのアイコンが施された。
これはブランドの象徴である蛇(ビショーネ)を電動化したデザインとなり、アイデンティティとなるスポーティネスを継承しながら、電動化への「La Metamorfosi(ラ・メタモルフォシ/変革)」を体現したものだという。
このプラグインハイブリッドQ4には主力グレードの“Veloce(ヴェローチェ)”と同“Ti”のおなじみの名称を持つグレードが用意されるが、PHEV導入に際し特別限定車のサンルーフエディションも登場。こちらはクロームのデュアルエキゾーストパイプを装備してスポーティネスを演出するVeloceをベースに、サンルーフとハンズフリー機能付き電動テールゲートを特別装備する。
このサンルーフエディションは、すでにカタログモデルとして導入済みの直列4気筒1.5リッター・ハイブリッドVGT(可変ジオメトリーターボ)ガソリン(160PS)と『P2』電気モーターを搭載したマイルドハイブリッド(MHEV)モデルにも設定され、こちらはすでに8月3日(木)より販売が開始されている。
ボディカラーはアルファホワイト、アルファレッド、アルファブラック、ヴェスヴィオグレー、そしてモントリオールグリーンの5色が設定され、うちTiはホワイト、レッドの2色、そして特別限定車サンルーフエディションにはモントリオールグリーンとヴェスヴィオグレーの2色が用意され、価格はプラグインハイブリッドQ4が675万~740万円、同サンルーフエディションが755万円に。そして先行発売となるMHEVのサンルーフエディションは625万円(いずれも税込)となっている。
公式サイト:https://www.alfaromeo-jp.com/models/tonale-plug-in-hybrid

