今シーズンのチャンピオンシップ争いにおける注目は、昨シーズンのPCCJスカラシッププログラムドライバーでシリーズランキング2位を獲得した#89 三笠雄一と、今年のPCCJ スカラシッププログラムドライバーである#17 上村優太の戦いだろう。#89三笠は昨年取り逃がしたチャンピオンの称号を得るために、1シーズンの経験を活かして戦うはずだ。一方の#17 上村は、これまでフォーミュラカーでのレース経験しかないが、2014年には鈴鹿サーキットレーシングスクール(SRS-F)を首席で卒業し、2015、2016年とFIA F4に参戦し最高順位2位を記録した実力者。この2人に、2016年ジェントルマンクラスチャンピオンで今年はオーバーオールでのエントリーとなる#7星野敏がどう絡んでくるかが注目される。

#89 三笠雄一
#89 三笠雄一
オーバーオールでのエントリーとなる#7 星野敏
オーバーオールでのエントリーとなる#7 星野敏

 3月に富士スピードウェイで開催された合同テストでも、この3人はトップタイム争いを繰り広げている。

 一方ジェントルマンクラスは、ベテラン勢とニューカマーたちがどのような戦いを繰り広げるのかに注目したい。チャンピオン候補筆頭は、3月の富士スピードウェイ合同テストで最終的にトップタイムをマークした2015年ジェントルマンクラスチャンピオンの#9 武井真司だ。この#9武井に、#25 内山清士、#24 Go MAX、#32 永井秀貴などの経験を積んだドライバー陣がどう絡んでくるのか。また、今年から参戦するルーキー5人の中からニューヒーローが誕生するのか。

 注目されるPCCJ第1−2戦岡山大会のスケジュールは、専有走行が4月7日(金)9時30分〜10時00分、10時50分〜11時20分の2セッション行われる。予選は4月8日(土)11時30分〜12時00分の1回のみ。そして決勝レースは、第1戦が8日(土)16時30分スタート(15周)、第2戦が9日(日)11時30分スタート(15周)となっている。

#9 武井真司
#9 武井真司

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