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投稿日: 2024.07.30 13:24
更新日: 2024.08.02 18:47

ポルシェカレラカップジャパン2024 第8戦&第9戦(富士)プレビュー


国内レース他 | ポルシェカレラカップジャパン2024 第8戦&第9戦(富士)プレビュー

 ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップジャパン2024シリーズ第8戦および第9戦Michelin Challengeを、富士スピードウェイ(静岡県)で 2024年8⽉2⽇(金)、3⽇(土)、4⽇(日)に開催いたします。

 今シーズンのPCCJは全6大会11戦で開催されており、すでに4大会7戦を終了している。残るは、今回の第8-9戦の富士大会、第10-11戦のSUGO大会のみとなる。

 富士大会は、2週間前の7⽉20〜21⽇に第6-7戦を開催しているが、スーパーフォーミュラとの併催レースであったため、今回のスーパーGT併催とは路面コンディションが異なる。この違いが、勝負の行方を左右する要素のひとつとなるだろう。

 そして、もうひとつ重要な要素と言えるのが気温だ。真夏の大会となるため、7月の開催時よりさらに気温は上昇し、暑さがドライバーの体力面に影響を与える可能性は高い。

 第8-9戦の舞台となる富士スピードウェイは、約1.5㎞のメインストレート、タイトなコーナーが連続するテクニカルセクションを持ち合わせた全長4.563㎞の国際サーキット。パッシングポイントとして注目したいのが、メインストレート上の高速バトルと第1コーナーへのブレーキング勝負。

 そしてコース後半は、テクニカルコーナーの連続となるが、最終コーナーの起ち上がりも勝負所として見逃せない。なお、富士スピードウェイのPCCJコースレコードは2022年に近藤翼が記録した1分39秒768だが、3月に開催された合同テストで#60 伊東黎明が非公式ながら1分39秒653を記録している。

ポルシェカレラカップジャパン2024 第8-9戦(富士)プレビュー
#60 伊東黎明

 レースは3クラス混合で開催されるが、プロクラスはオーバーオール(総合)ポイントのみで、プロアマクラス、アマクラスはオーバーオールとクラスの両ポイントを獲得する。オーバーオールは第7戦まで、プロクラスの#60 伊東が全戦でポール・トゥ・ウインを飾って7連勝中と、昨年スーパーGTのGT300クラスにフル参戦した経験もあり、ライバルを一歩リードしている。

 そのライバルが、昨年ポルシェスプリントチャレンジジャパン(PSCJ)GT3-Iクラスで王者を獲得した#90 呉良亮と、今年のポルシェジャパンジュニアドライバーである#91 平安山良馬だ。#90 呉は第7戦でスタート直後にトップに起ち#60 伊東をリードした実績を持ち、#91 平安山は第2-3戦でレースファステストを記録している。

 さらに今回、7号車と45号車はともにリザーブドライバーが参戦。7号車は2017、2018年のポルシェジャパンジュニアドライバーで2021年以来のPCCJ出場となる#7 上村優太、そして45号車はFIA F2やヨーロピアン・ル・マン・シリーズなどでの実績を持つ#45 佐藤万璃音が、それぞれプロクラスから参戦する。実力者揃いの夏の富士を制するのは誰か注目される。

 プロアマクラスは、2015、2017年ジェントルマンクラスと2017年のシリーズ王者である#9 武井真司、昨年の同クラス王者である#10 MOTOKI、ベテランの#77 浜崎大が、予選から激しい戦いを繰り広げており見逃せない。

 また、アマクラスは昨年の同クラス王者で台湾から参戦する#88 タイガー・ウーが他を一歩リードしているが、実力を秘めたドライバーが切磋琢磨しながら成長しており、接戦が予想される。

 PCCJ第8-9戦富士⼤会のスケジュールは、8⽉2⽇(金)の8時〜8時45分に45分間の専有⾛⾏が行われ、11時〜11時30分に30分間の予選が1回開催される。そして決勝レースは、第8戦が3⽇(土)16時35分スタート(15周もしくは30分間)、第9戦 Michelin Challengeが4⽇(日)10 時スタート(15周もしくは30分間)を予定している。

 なお、第8-9戦の決勝レースはポルシェジャパン公式Youtubeチャンネル(https://www.youtube.com/@PorscheJapanOfficial)にてライブ配信を予定している。

ポルシェカレラカップジャパン2024 第8-9戦(富士)プレビュー
#90 呉良亮


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