決勝日も、やや風は冷たいものの快晴となったSUGO。午前中に行われた第1戦決勝では高橋がオープニングラップをトップで戻ってくると、初動のグリップの良さを生かして序盤のレースをリードしていく。
高橋は10周にわたってトップを守り、一度順位を落としてからも2番手でトップをマークしながら周回。後半の逆転を狙いながらチャンスをうかがう。
終盤、予選を走れずタイヤ温存ができたドライバーが上位に進出し、高橋は3番手にドロップするが、その後は粘り強く走り切り3位表彰台を獲得。
またブリヂストン装着勢は後半に入ってもペースを上げた選手が多く、野中が4位、佐々木が6位でチェッカーを受けた。
●高橋悠之/BS最上位ドライバーのコメント
もう一歩といったところでした。後半きつくなるのはわかっていたので、かなり抑えながら走って後半勝負と考えていましたが、後半はついていくのが厳しくなったため早めに仕掛けてみました。
ただ、そのアタックによって熱でタイヤが厳しくなってしまい、最後は離されてしまいました。ただ、十分戦えるタイヤとの感触は得ましたので、午後の第2戦は勝負できると思います。