更新日: 2017.05.08 19:01
ブリヂストン 2017年86/BRZ レース第2戦オートポリス レースレポート
2017 TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race 『Clubman Series』 第2戦
オートポリス初エントリーで菱井將文が逆転勝利
開催場所:オートポリス
開催日:5月7日
昨年は熊本地震の影響から、キャンセルされたオートポリス戦。そのため今回の開催は2年ぶりということになる。
多くのクラブマンシリーズのドライバーにとって走行するチャンスが少ないサーキットということもあり、アップダウンの激しいコースとともに、波瀾要素は少なくない。
2015年のクラブマンシリーズが誕生して以来、ずっと勝利を続けてきたPOTENZA RE-71Rだったが、ついに前戦でその連勝記録が16で止まった。
この第2戦は、新たな連勝記録を再開するための重要なレースということになる。
エントリー台数は35台。地元九州のエントラントも数多く、またオートポリスをホームコースとするドライバーの参戦もあった。このあたりには、オートポリスで2016年にスタートした、事実上の地方戦ともいえる「オートポリス86/BRZレース」の存在も小さくないのだろう。
●予選
ワンデーレースのため、予選は日曜日の午前中に行われた。
開幕戦で表彰台に立った#500小野田貴俊選手(YH)、#38神谷裕幸選手(YH)が1位、2位となった。3位にはオートポリスをホームコースとする地元のベテランドライバー#42田中雅裕選手(YH)が入り、九州勢がトップ3の一角を手にした。
ブリヂストン装着勢では4位に#771菱井將文選手(ブリヂストン)が入った。ジムカーナで数多くのチャンピオンを獲得してきたレジェンドドライバーだが、レースは2016年からのスタート。
今回がオートポリス初走行となったのだが、難しいコースを見事に攻略した形だ。
開幕戦でポールポジションを獲得し、期待された橋本洋平選手は予選6位。クリアラップを取ることができず、タイムロスしてしまった。
この予選では18位までコースレコードを記録、2年間のタイムアップぶりが予選タイムで明らかになった。