ポルシェジャパン プレスリリース

2025年4月5日
プレスリリース

 ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップジャパン2025シリーズ第1・2戦の予選を、鈴鹿サーキット(三重県)で 2025年4⽉5⽇(⼟)に開催しました。

天候:晴れ 路面:ドライ 気温:17度 路面:27度(セッション開始時)

 開催25年⽬のシーズンを迎えた今年のPCCJは、鈴鹿サーキットのF1日本GPサポートレースとして幕を開けた。しかも今年は、2013年以来12年振りの2レース開催で、大観衆が見守る中での戦いとなるため、PCCJドライバーはいつも以上に気合いが入っている。

 セッション最初となった4日(金)の公式練習は45分間行われ、昨シーズンのPCCJチャンピオンである#60 伊東黎明が2分01秒793のトップタイムをマーク。このタイムは非公式ながら、従来のコースレコードを上回っていたため、予選ではさらなるタイムアップが期待された。

 5日(土)は、朝から春の青空が広がり10時20分にPCCJの公式予選がスタート。各車とも4周目から本格的なタイムアタックに入り、PCCJ初参戦ながらスーパーフォーミュラなどの実績がある#78 木村偉織が2分02秒997を記録してトップに立つ。同周にはPCCJ初参戦の#99 渡会太一が2分02秒509、#60 伊東が2分02秒158と、続々とタイムを更新していく。

 そして、FIA-F4で優勝経験があり今年PCCJ初参戦の#7 卜部和久が、2分01秒767のコースレコードをマークしてトップに立つ。この後、各車は2回目のタイムアタックに向けてピットインし、タイヤ交換やマシンを調整。そして残り5分を切り、プロクラスの上位4人は最後のタイムアタックへと突入し、#60 伊東が#7 卜部のタイムを上回る2分01秒634を記録してコースレコードを更新。#78 木村、#99 渡会も2分01秒台のタイムをマークするが、#60 伊東のタイムには及ばず。

 結果、ポールポジションを獲得した#60 伊東は、「昨年のチャンピオンとして開幕戦のポールポジションを獲れたのは良かったです。でも、今日のアタックはまとめきれなかった部分もあり、自分としては納得していませんが、決勝は優勝を目指して頑張ります」と語る。

 予選2番手となった#7 卜部は、「ポールポジションを狙える自信があったので、この結果は悔しいですね。決勝はスタート勝負だと思っています」と、決勝でのリベンジを誓う。予選3番手は2分01秒819の#78 木村、4番手は2分01秒979の#99 渡会となったが、上位4台のタイム差は約0.3秒となっているため、決勝では接戦が展開されるだろう。

 また、今年のポルシェジャパンジュニアドライバーの#91 佐藤樹は他車との接触もあり予選10番手に終わる。初めてのPCCJ予選後に、佐藤は「経験値の少なさを痛感しました。今日の経験を今後に生かし、決勝ではまず完走を目指します」と語った。

 プロアマクラスは、23号車のリザーブドライバーとして参戦の#23 HIROBONが2分03秒029のクラスレコードでポールポジションを獲得。「まだクルマになれていない点もあるので、もっとタイムを伸ばせたと思っています。決勝ではスタートでミスをしないように挑みます」と言う。

 クラス2番手は今シーズンからプロアマクラスに参戦する#66 BANKCY、3番手は昨年のクラス王者である#9 武井真司という結果になり、こちらもタイム差は僅差となっているだけに決勝でのバトルから目が離せない。

 アマクラスのポールポジションは、プロアマクラスの間に割って入る総合6番手タイムの2分03秒242(クラスレコード)をマークした#16 Hiroが獲得。「ポールポジションから優勝目指して、決勝でも頑張ります」と予選を振り返る。

 なお、第2戦のグリッドは予選のセカンドベストタイムで決定し、総合ポールポジションは#7 卜部、プロアマクラスは#23 HIROBON、アマクラスは#16 Hiroという結果であった。

 今シーズンの開幕レースとなる第1戦の決勝は5⽇(土)17時にスタート(10周もしくは30分間)を予定する。果たして、開幕戦を制するドライバーは誰なのか注目される。そして、第2戦の決勝は6⽇(日)11 時スタート(10周もしくは30分間)を予定している。

ポルシェカレラカップジャパン2025 第1・2戦(鈴鹿)予選レポート
ポルシェカレラカップジャパン2025 第1・2戦鈴鹿 #60 伊東黎明

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