MZRacing 2017スーパー耐久第3戦鈴鹿 レースレポート
村上ロードスターがS耐鈴鹿で連続ポール・トゥ・ウイン
6月10日・11日に鈴鹿サーキットで本年のスーパー耐久シリーズ第3戦鈴鹿4時間レースが行われ、ST-5クラスの#88村上モータース・ロードスター(村上博幸/脇谷猛/加藤正将)が優勝。前戦菅生に続き、連続でポール・トゥ・ウインを達成しました。
このレースのST-5クラスには、村上ロードスターを含め3台のNDロードスターが出場し、odulaデミオ15MB、NOPROデミオSKY-Dを加え、マツダ車が5台揃いました。
また、ST-4クラスにはTC CORSEロードスター、ST-3クラスにはチームNOPROのアクセラSKY-Dがエントリーし、合計7台の布陣でこのレースに臨みました。
今回もっとも不運だったのは、ベテラン野上敏彦率いる経験豊かなチームNOPROで、金曜日のプラクティスで駆動系にトラブルが発生したデミオSKY-Dに、修理後エンジンがかからなくなるという不具合が発生。
この電気系トラブルの原因を突き止めることができず、土曜日の予選を走ることができずにリタイアとなりました。
また、菅生で発生したオーバーヒートの対策を織り込んだアクセラSKY-Dは、菅生よりも気温の高いこの鈴鹿でもコンスタントに周回することができるようになりました。
しかしながら、まだエンジンパワーをフルに発揮されるまでには至らず、予選でクラス最下位となり、土曜日午後のセカンドチャンス100分レースに駒を進めましたが、ここでもタイムが届かず、残念ながら敗退となりました。
チーム代表の野上さんは「オーバーヒート対策は効果があり、100分を無事に走りきることができました。今回は敗退ですが、次のステップとして、さらなる軽量化とパワーアップを計画しています。アクセラの真の実力をお見せできるまで、チームは諦めずにレースカーの開発を続けます。引き続き応援をよろしくお願いします」と話しています。