混迷を極めたST-TCRクラス予選。特にAドライバー予選では出走4台のタイム差がコンマ6秒以内で繰り広げられる混戦で、そんな混戦を制したのがAudi Team DreamDrive のAドライバー、田ヶ原章蔵選手。
 
 続くBドライバー予選でも白坂卓也選手がチーム、クラスともにトップタイムを叩き出しなんと開幕から負け無しの4戦連続のクラスポールポジションを獲得。
 
 ドライバーみんな声を揃えて「こんなこと人生で初めて!」と興奮気味だったのが印象的でした。こうなるとどうしても勝ちたい。予選終了後にはドライバー、メカニックとチーム全員でピットイン作業の練習を繰り返し翌日の決勝に備えます。
 

■7月16日(日)決勝■

 Audi RS3 LMSはタイヤがどうしても厳しくなってしまい、どうせタイヤ温存のドライブをしてもタイヤは厳しくなるのでならばここは攻めて一気に前へ出て後続とのマージンを稼ごうという作戦に。
 
 スタートドライバーの白坂卓也選手は2位以下を引き離すドライブで作戦は成功かと思われたがライバルのホンダ勢はこちらの想像以上に長く走り、またしてもトップを明け渡すことに。

LIQUI MOLY RS3 LMS 2017スーパー耐久第4戦オートポリス
LIQUI MOLY RS3 LMS 2017スーパー耐久第4戦オートポリス

 
 2番手の竹田直人選手も、アンカーを務めた田ヶ原章蔵選手もこちらの作戦通りのパフォーマンスで走り、トラブルなどもなく走りきってしかし、順位は2位でのフィニッシュという形に。
 
 やるべきことはやれたし、トラブルも出なかった。しかしライバルはもう一枚上手だったというのが偽らざる気持ち。2017年シーズン開幕の時にチームで共有した「我々は挑戦者である」という言葉を今一度思い出し、次戦に臨みます。
2位表彰台を獲得した田ヶ原章蔵,、白坂卓也、竹田直人
2位表彰台を獲得した田ヶ原章蔵,、白坂卓也、竹田直人

 
 しかし今回のレースでは収穫、手応えを多く得ることのできたレースでしたし、何より年間シリーズランキングでは2位に浮上し年間ランキングトップも十分狙える位置につけています。
 
 今回ご来場頂いたファンの方々を始め、スポンサー各位に感謝申し上げるとともに今後ともAudi Team DreamDrive の応援を宜しくお願い申し上げます。

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