更新日: 2016.06.04 21:15
ポルシェカレラカップ ジャパン第5戦 決勝
ポルシェカレラカップ ジャパン第5戦 決勝レポート
小山町. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2016第5戦 決勝レースを、富士スピードウェイ(静岡県)にて2016年6月4日(土)に開催いたしました。
PCCJ2016-第5戦(富士)決勝レース
天候:曇り 路面:ドライ
第5-6戦の予選終了から約4時間半後の午後3時20分、第5戦決勝レースの火蓋が切って落とされた。スタートでは2番グリッドの#14三笠雄一が素晴らしい出足でポールスタートの#78近藤翼に並びかける。1コーナーでは2台が#14三笠がイン、#78近藤がアウトから進入するが、#78近藤はポジションを死守。そのすぐ後ろでは4番グリッドからのスタートした#36坂本裕也がスタートで出遅れた#23服部尚貴をパスし、前を行く2台を追う展開となる。#23服部は中段争いの波に飲み込まれると、1周目のダンロップコーナーで#19永井宏明と接触し、ともにスピン。2周めにピットレーンへ戻ると、コース復帰することは無かった。
2番手の#14三笠、3番手の#36坂本はバトルを繰り広げながらもトップを必死に追いかけるも、#78近藤は後続との差をジワジワと広げ始めてレースの主導権を握っていく。
ジェントルマンクラスでは2番手スタートの#99佐野新世が失速し他ことからオープニングラップの1コーナーまでに後続から追突されスピン。さらにもう1台とも接触してダメージを負ってしまい、1周目でリタイヤとなった。1周目を終えて同クラスのトップでホームストレートに戻ってきたのはジェントルマンクラス予選3番手の星野。スタートでミスをした星野はクラス6位まで順位を落とすも1コーナーの混乱を落ち着いてアウト側から切り抜け、ヘアピンでは#2田島剛を、13コーナーではクラストップの#24剛覇矢人をオーバーテイクして今シーズン3勝目に向けて周回を重ねていく。
15周で争われるPCCJ第5戦が中盤に差し掛かる頃には、後続とのマージンを広げた#78近藤がタイヤを労わりながらレースをコントロール。そのままチェッカーを受け、完勝とも言える強さで今シーズン4勝目を飾った。その後では#36坂本が1コーナーで何度も#14三笠に並び掛けるもパスするには至らず。#14三笠、#36坂本の順位でレースを終えた。
オーバーオールクラス優勝者、#78近藤翼(スカイレーシング)のコメント:「スタートでは三笠選手に並ばれかけましたが、それ以外は順調なレースでした。タイヤマネージメントも上手くいったので、ほぼペースを落とさず15周を走り抜けられました。明日もポールスタートなので連勝を目指します」。
ジェントルマンクラス優勝者、#7星野敏(D’station 991)のコメント:「出だしで順位を下げましたが1周目でトップに立ち、そのまま3勝目を上げることができました。クラスランキングで、すぐ後ろにいる田島さんよりたくさんのポイントを稼げたのも大きかったです」。
Pos. Car# Driver (Class) Car Name Time
1 #78 近藤翼 O スカイレーシング 26’020.493
2 #14 三笠雄一 O ガーミンポルシェ + 4.377
3 #36 坂本祐也 O ミツワオートGT3カップ +0.122
4 #9 武井真司 O BINGO RACING +0.646
5 #7 星野敏 G D’station 991 + 10.687
6 #2 田島剛 G タジマレーシング +10.404
7 #25 内山清士 G エヌケーレーシング +5.754
8 #66 ブライアン リー G GTO Racing +1.127
9 #98 IKARI GOTO G チームトーエイスピリット +3.639
10 #6 米倉正憲 G GRacing +3.452
11 #32 永井秀貴 G ナインレーシング +3.918
12 #47 TAD JUN JUN G muta racing + 2.832
13 #24 剛覇矢人 G みきゃん スペンダー GT3 +7.535
14 #51 ポール イップ G PACE +2.758
15 #10 齋藤真紀雄 G BINGO RACING +4.920
16 #52 春山次男 G はるやまRacing TEAM +37.800
17 #19 永井宏明 Oナインレーシング +1周
—— 以上完走——-
#23 服部尚貴 O イエローコーンGT3 +14周
#99 佐野新世 G SKAD PORSCHE +15周
#77 浜崎大 G GRacingVentiler +15周