オートバックス全日本カート選手権 KFクラス第5・6戦 レポート
[KF第5戦]宮田莉朋、1年半ぶりの優勝!
土曜日に行われたタイムトラアイルでは時折強まる雨の中、菅波冬悟(CRG・TM・DL)がトップタイムをマーク。2番手には雨を得意とするヨコハマタイヤの小高一斗(CRG・TM・YH)、3番手に高橋悠之(TONYKART・VORTEX・BS)とタイヤメーカー3社が見事にトップ3を占める。
日曜日は朝から陽光が降り注ぎ、気温が上昇。茂原名物の猛暑となる。その中で行われた第5戦予選では菅波がホールショットを奪うものの、すぐに朝日ターボ(EXPRIT・TM・DL)がトップを奪う。その朝日に宮田莉朋(EXPRIT・TM・DL)、名取鉄平(BirelART・TM・BS)が続く。一方、予選3番手スタートの高橋はマシントラブルによりピットイン、また菅波もエンジントラブルで予選を終えることとなる。この予選ヒートでは宮田がトップチェッカー。2位に名取と続いた。
決勝では宮田がホールショット奪うも、序盤のペースに勝る名取が2周目にトップを奪う。その名取をぴったりとマークしたのが宮田。宮田は狙いすましたように10周過ぎにトップに立つと名取を引き離して独走。そのままチェッカーを受けると2014年の最終戦以来となる優勝を飾った。2位には予選をトラブルで走れず、最後尾スタートだった角田裕毅(DragoCorse・TM・DL)、3位に名取となった。
宮田莉朋/優勝ドライバーのコメント
レインのタイムトライアルでは調子が良くなかったのですが、もっと上を狙っていました。ユーズドタイヤでのペースには自信を持っていたので、絶対に優勝できると思っていました。序盤はブリヂストン勢が速かったですが、それも想定内です。午後はアクシデントなどもなくレースをして2連勝したいです。